「掌」を含む故事・ことわざ・慣用句
「掌」を含む故事・ことわざ・慣用句の一覧です。五十音順に表示しています。
- 孤掌鳴らし難し(こしょうならしがたし)- 人間は一人きりでは生きられないこと、一人では物事を成し遂げることはできないことのたとえ。 「孤掌」は、片方の手のひら。 片方の手のひらだけでは、手を打ち鳴らすことは出来ないことから。 
- 掌上に運らす(しょうじょうにめぐらす)
- 掌中に収める(しょうちゅうにおさめる)- 望んでいたものを自分のものにすること。 「掌中に収める」ともいう。 
- 掌中の珠(しょうちゅうのたま)- もっとも大切にしているもの。特に最愛の子ども。「珠」は尊いものの意で、いつも自分の手の中にある大切なものということから。 
- 掌の内(たなごころのうち)- まるで手の中にあるかのように、物事が自分の思い通りになること。 「掌」は、てのひらのこと。 
- 掌を合わす(たなごころをあわす)- 手を合わせて拝むこと。 「掌」は、てのひらのこと。 
- 掌を返す(たなごころをかえす)- てのひらを返すように物事が簡単に出来ることのたとえ。 または、言葉や態度などをがらりと変えることのたとえ。 
- 掌を返すよう(たなごころをかえすよう)- てのひらを返すように物事が簡単に出来ることのたとえ。 または、言葉や態度などをがらりと変えることのたとえ。 
- 掌を指す(たなごころをさす)- てのひらにあるものを指して説明するように、物事がきわめて明白であることのたとえ。 
- 握れば拳、開けば掌(にぎればこぶし、ひらけばてのひら)- たとえ同じものでも、気持ちや状況次第で変化することのたとえ。 手を握ると人を殴る拳になり、手を開けば人をなでる掌(てのひら)になるとの意から。 
 
         
    