「尽」を含む故事・ことわざ・慣用句 — 26 件
「尽」を含む漢字が使われている故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
愛想が尽きる(あいそがつきる)
相手の言動や態度にあきれ果て、嫌になってしまう。また、信頼できなくなる。 「愛想」は「あいそう」とも読む。
愛想も小想も尽き果てる(あいそもこそもつきはてる)
持っていた好意が一片も残らず消え失せ、もう相手にする気も起こらなくなること。 「小想」は「愛想」に調子をそろえて重ねただけの語で、「愛想が尽きる」を一段強めた言い方。
愛想を尽かす(あいそをつかす)
相手の態度や言動にあきれて、見限る。
委曲を尽くす(いきょくをつくす)
事情を詳しく明らかにすること。「委曲」は、詳しいという意。
至れり尽くせり(いたれりつくせり)
配慮が細かく行き届いていて申し分ない。
意を尽くす(いをつくす)
相手に理解してもらうために、自分の考えをすべて言い表すこと。また、わかりやすく丁寧に言うこと。
男冥利に尽きる(おとこみょうりにつきる)
男としてこれ以上の幸福はないということ。「男冥利」は男に生まれた幸せ、「尽きる」はこれ以上はないという意。
女冥利に尽きる(おんなみょうりにつきる)
女に生まれた甲斐がここに極まった、と思えるほどの幸せに恵まれること。 「冥利」は知らぬうちに授かる神仏の恵みで、それを受け尽くしたというほどの言い方。
限りを尽くす(かぎりをつくす)
持てるかぎりのものを全て出し尽くすこと。
数を尽くす(かずをつくす)
あるものすべて。残らずすべて。 「数をつくして」の形で使われることが多い。
刀折れ矢尽きる(かたなおれやつきる)
備えを残らず使い果たし、そこから先へ動けなくなる。 争いの場から出た言い方で、退くよりほかなくなった場面をいう。 「弓折れ矢尽きる」ともいう。
歓を尽くす(かんをつくす)
大いに楽しんだり、喜んだりすること。 「歓を極める」ともいう。
尽く書を信ずれば則ち書無きに如かず(ことごとくしょをしんずればすなわちしょなきにしかず)
紙に載っているというだけで真に受けていては、かえって遠回りになる。どの本にも書き手の偏りがあると見て、疑いながら読み進めたい。 「書」はもともと『書経』を指したが、今は書物一般に広げて使う。
言葉を尽くす(ことばをつくす)
聞く人が理解できるように、思いつくかぎりの言葉を使って詳しく話すこと。
金輪際の玉も拾えば尽きる(こんりんざいのたまもひろえばつきる)
際限が無いように見える事柄も、手を付け続けさえすれば終わりが来る。 金輪際は仏教でいう大地の最も底の部分。そこに敷き詰められた玉さえ、一粒ずつ取り上げていけば残らなくなる。
人事を尽くして天命を待つ(じんじをつくしててんめいをまつ)
出来る限りのことをして、あとは天命に任せるということ。「人事」は人間の力で出来る事柄、「天命」は天の命令の意。
善美を尽くす(ぜんびをつくす)
よさも美しさも、これ以上は加えようがないところまで注ぎ込んで作り上げること。 「善」は中身のよさ、「美」は目に映る美しさで、その両方を出し切るというのが「尽くす」である。
楽しみ尽きて悲しみ来る(たのしみつきてかなしみきたる)
浮かれていられる時間は、使い果たせばそこで終わる。 灯の落ちた宴のあとには、来た時よりも沈んだ心が待っている。
丹精を尽くす(たんせいをつくす)
真心を込めて物事を行うこと。 「丹精」は「丹誠」とも書く。 「丹精を凝らす」ともいう。 「丹精を尽くす」ともいう。
大尽風を吹かす(だいじんかぜをふかす)
大金持ちのようにふるまっていばる。
手を尽くす(てをつくす)
目的のために、できることを全てやってみること。
筆舌に尽くし難い(ひつぜつにつくしがたい)
文章でも言葉でも十分に表現できないということ。「筆舌」は、文章と言葉の意。
ベストを尽くす(べすとをつくす)
目的を果たすためにできる限りの努力をすること。
冥利に尽きる(みょうりにつきる)
その立場に身を置く者として、この上ない幸運に恵まれたと感じること。「冥利」は神仏から受ける恵み。
無尽蔵(むじんぞう)
どれだけ使っても減らず、いくらでも蓄えのあること。 資源や財貨のほか、元気・才知・話の種といった形のないものにもいう。 もとは仏教語で、果てのない功徳を、取り出しても空にならない宝の蔵にたとえたもの。 蘇軾は、川面を渡る風と山あいの月を、誰がどれだけ味わっても尽きない「造物者の無尽蔵」と言い表した。
命運が尽きる(めいうんがつきる)
運に見放されて、これ以上存続するための手段がなくなること。
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