垣根と諍いは一人でならぬ
ことわざ「垣根と諍いは一人でならぬ」の意味・読み方を解説します。
垣根と諍いは一人でならぬ
かきねといさかいはひとりでならぬ
| 言葉 | 垣根と諍いは一人でならぬ |
|---|---|
| 読み方 | かきねといさかいはひとりでならぬ |
| 意味 | 口げんかや争いごとは一方だけでは起こりえず、いつも向こう側に相手がいて生じるということ。
竹垣などの垣根を結う(縄でしばって組み立てる)ときは、垣をはさんで内と外に人が立ち、二人がかりで仕上げる。片側に一人いるだけでは進まないこの作業を、けんかに重ねて言い表した。 争いごとに限らず、たいていの物事は相手がいてこそ成り立つとして、もっと広く用いる例もある。 同じく喧嘩と相手を取り上げた言葉に相手のない喧嘩はできぬがある。 |
| 例文 | けんかの原因は兄にあると言い張る弟に、父は垣根と諍いは一人でならぬで、言い返したお前にも責めはあるとさとした。 |
| 場面 | 争う / 喧嘩 |
| 使用漢字 | 垣 / 根 / 諍 / 一 / 人 |
「垣」を含むことわざ
- 茨垣を裸身で潜る(いばらがきをはだかみでくぐる)
- 垣堅くして犬入らず(かきかたくしていぬいらず)
- 垣に耳(かきにみみ)
- 垣を作る(かきをつくる)
- 蒟蒻で石垣を築く(こんにゃくでいしがきをきずく)
- 親しき仲に垣をせよ(したしきなかにかきをせよ)
- 人は石垣、人は城(ひとはいしがき、ひとはしろ)
「根」を含むことわざ
- 息の根を止める(いきのねをとめる)
- 運根鈍(うんこんどん)
- 枝は枯れても根は残る(えだはかれてもねはのこる)
- 枝を伐って根を枯らす(えだをきってねをからす)
- 草の根を分けても(くさのねをわけても)
- 子供の根問い(こどものねどい)
- 根性に似せて家を作る(こんじょうににせていえをつくる)
- 根を詰める(こんをつめる)
- 舌の根の乾かぬうち(したのねのかわかぬうち)
- 舌は禍の根(したはわざわいのね)
「諍」を含むことわざ
- 諍い果てての乳切り木(いさかいはててのちぎりぎ)
- 諍いをしいしい腹を大きくし(いさかいをしいしいはらをおおきくし)
- 垣根と諍いは一人でならぬ(かきねといさかいはひとりでならぬ)
- 良い仲の小諍い(よいなかのこいさかい)
「一」を含むことわざ
- 悪は一旦の事なり(あくはいったんのことなり)
- 欠伸を一緒にすれば三日従兄弟(あくびをいっしょにすればみっかいとこ)
- 朝顔の花一時(あさがおのはなひととき)
- 朝の一時は晩の二時に当たる(あさのひとときはばんのふたときにあたる)
- 薊の花も一盛り(あざみのはなもひとさかり)
- あの世の千日、この世の一日(あのよのせんにち、このよのいちにち)
- 危ない橋も一度は渡れ(あぶないはしもいちどはわたれ)
- 蟻の一穴(ありのいっけつ)
- 粟一粒は汗一粒(あわひとつぶはあせひとつぶ)
- 板子一枚下は地獄(いたごいちまいしたはじごく)
