茨垣を裸身で潜る
ことわざ「茨垣を裸身で潜る」の意味・読み方・異形などを解説します。
茨垣を裸身で潜る
いばらがきをはだかみでくぐる
| 言葉 | 茨垣を裸身で潜る |
|---|---|
| 読み方 | いばらがきをはだかみでくぐる |
| 意味 | 苦痛がこのうえなく大きいことのたとえ。
「茨垣」は、バラやカラタチのように枝にとげが生える木を並べて植えた垣根のこと。「裸身」は何も着ていない体のことで、とげだらけの垣根の中を素肌のまま通り抜ければ、体じゅうに引っかき傷を負う。その痛々しさから、ひどい苦痛を表す。 別の形に「裸で茨を背負う」がある。近い句に「裸で茨を負う」もあり、茨を苦しみのたとえに使った言葉には茨の道もある。 |
| 例文 | 骨を折った足で山道を下りるのは、茨垣を裸身で潜るような苦しさだった。 |
| 異形 | 裸で茨を背負う(はだかでいばらをせおう) |
| 場面 | 苦労を重ねる / 困難 |
| 使用漢字 | 茨 / 垣 / 裸 / 身 / 潜 / 背 / 負 |
「茨」を含むことわざ
- 茨垣を裸身で潜る(いばらがきをはだかみでくぐる)
- 茨の道(いばらのみち)
- 切ないときは茨をも摑む(せつないときはいばらをもつかむ)
- 茅茨剪らず采椽削らず(ぼうしきらずさいてんけずらず)
「垣」を含むことわざ
- 茨垣を裸身で潜る(いばらがきをはだかみでくぐる)
- 垣堅くして犬入らず(かきかたくしていぬいらず)
- 垣を作る(かきをつくる)
- 蒟蒻で石垣を築く(こんにゃくでいしがきをきずく)
- 親しき仲に垣をせよ(したしきなかにかきをせよ)
- 人は石垣、人は城(ひとはいしがき、ひとはしろ)
「裸」を含むことわざ
- 赤子を裸にしたよう(あかごをはだかにしたよう)
- 内裸でも外錦(うちはだかでもそとにしき)
- 男は裸百貫(おとこははだかひゃっかん)
- 上戸めでたや丸裸(じょうごめでたやまるはだか)
- どこの鶏も裸足(どこのとりもはだし)
- 裸一貫(はだかいっかん)
- 裸馬の捨て鞭(はだかうまのすてむち)
- 裸で道中はならぬ(はだかでどうちゅうはならぬ)
- 裸で物を落とした例なし(はだかでものをおとしたためしなし)
- 裸になる(はだかになる)
「身」を含むことわざ
- 垢も身のうち(あかもみのうち)
- 悪事身に返る(あくじみにかえる)
- 悪銭身に付かず(あくせんみにつかず)
- 朝に紅顔ありて夕べには白骨となれる身なり(あしたにこうがんありてゆうべにははっこつとなれるみなり)
- 明日知らぬ身(あすしらぬみ)
- 明日は我が身(あすはわがみ)
- 明日をも知れぬ身(あすをもしれぬみ)
- 仇も情けも我が身より出る(あだもなさけもわがみよりでる)
- 姉女房は身代の薬(あねにょうぼうはしんだいのくすり)
- 生き身に餌食(いきみにえじき)
「潜」を含むことわざ
- 網の目を潜る(あみのめをくぐる)
- 息を潜める(いきをひそめる)
- 影を潜める(かげをひそめる)
- 声を潜める(こえをひそめる)
- 地下に潜る(ちかにもぐる)
- 鳴りを潜める(なりをひそめる)
- 法網を潜る(ほうもうをくぐる)
- 身を潜める(みをひそめる)
「背」を含むことわざ
- 顎で背中を搔く(あごでせなかをかく)
- 海魚腹から川魚背から(うみうおはらからかわうおせから)
- 鴨が葱を背負って来る(かもがねぎをしょってくる)
- 眼光、紙背に徹す(がんこう、しはいにてっす)
- 背負い投げを食う(しょいなげをくう)
- 背負って立つ(しょってたつ)
- 十字架を背負う(じゅうじかをせおう)
- 背筋が寒くなる(せすじがさむくなる)
- 背にする(せにする)
- 背に腹は代えられぬ(せにはらはかえられぬ)
