溺れる者は藁をも摑むとは
溺れる者は藁をも摑む
おぼれるものはわらをもつかむ
言葉 | 溺れる者は藁をも摑む |
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読み方 | おぼれるものはわらをもつかむ |
意味 | 危険が差し迫っているときは、頼りにならないものにまで頼ろうとするということ。
溺れかけている者は、水に浮かぶ藁のような頼りないものにもすがりついて助かろうとするとの意から。 |
場面用途 | 危険 |
類句 | 藁にも縋る(わらにもすがる) |
使用語彙 | 溺れる / 藁 |
使用漢字 | 溺 / 者 / 藁 / 摑 |
「溺」を含むことわざ
- 鵜の真似をする烏水に溺れる(うのまねをするからすみずにおぼれる)
- 溺れる者は藁をも摑む(おぼれるものはわらをもつかむ)
- 海中より盃中に溺死する者多し(かいちゅうよりはいちゅうにできしするものおおし)
- 策士、策に溺れる(さくし、さくにおぼれる)
- よく泳ぐ者は溺る(よくおよぐものはおぼる)
「者」を含むことわざ
- 愛出ずる者は愛返り、福往く者は福来る(あいいずるものはあいかえり、ふくゆくものはふくきたる)
- 青表紙を叩いた者にはかなわぬ(あおびょうしをたたいたものにはかなわぬ)
- 赤子のうちは七国七里の者に似る(あかごのうちはななくにななさとのものににる)
- 垢で死んだ者はない(あかでしんだものはない)
- 当たった者のふの悪さ(あたったもののふのわるさ)
- 新たに沐する者は必ず冠を弾く(あらたにもくするものはかならずかんむりをはじく)
- 医者が取るか坊主が取るか(いしゃがとるかぼうずがとるか)
- 医者寒からず儒者寒し(いしゃさむからずじゅしゃさむし)
- 医者上手にかかり下手(いしゃじょうずにかかりべた)
- 医者と味噌は古いほどよい(いしゃとみそはふるいほどよい)
「藁」を含むことわざ
- 溺れる者は藁をも摑む(おぼれるものはわらをもつかむ)
- 藁苞に黄金(わらづとにこがね)
- 藁で束ねても男は男(わらでたばねてもおとこはおとこ)
- 藁にも攀る(わらにもすがる)
- 藁にも縋る(わらにもすがる)