「藁」を含む故事・ことわざ・慣用句
「藁」を含む故事・ことわざ・慣用句の一覧です。五十音順に表示しています。
溺れる者は藁をも摑む(おぼれるものはわらをもつかむ)
危険が差し迫っているときは、頼りにならないものにまで頼ろうとするということ。 溺れかけている者は、水に浮かぶ藁のような頼りないものにもすがりついて助かろうとするとの意から。
藁苞に黄金(わらづとにこがね)
容器が粗末でも中に価値があるものが入っていること。 または、外見からでは真価をはかることはできないということのたとえ。 藁包みの中に金が入っているとの意から。
藁で束ねても男は男(わらでたばねてもおとこはおとこ)
藁で髪を束ねるような貧しい暮らしをしていても、男にはそれなりの値打ちがあるということ。
藁にも縋る(わらにもすがる)
せっぱつまって、まったく頼りにならないものでも頼りにすること。 「縋る」は「攀る」とも書く。
藁にも攀る(わらにもすがる)
せっぱつまって、まったく頼りにならないものでも頼りにすること。 「縋る」は「攀る」とも書く。