茨の中にも三年の辛抱
ことわざ「茨の中にも三年の辛抱」の意味・読み方・異形などを解説します。
茨の中にも三年の辛抱
いばらのなかにもさんねんのしんぼう
| 言葉 | 茨の中にも三年の辛抱 |
|---|---|
| 読み方 | いばらのなかにもさんねんのしんぼう |
| 意味 | とげだらけの茨に囲まれたようなつらい状況に置かれても、三年もこらえ続ければ、やがて苦労しただけのかいがあると説く言葉。途中で投げ出さずに辛抱を重ねる大切さを伝えている。
「茨」は枝にとげのある低い木のことで、身を置くだけで痛い思いをする苦しい立場を表している。 短く「茨の中にも三年」ともいう。石の上にも三年も、同じ教えを含んだ句だ。 |
| 例文 | 慣れない土地での一人暮らしは心細いが、茨の中にも三年の辛抱と思って、もう少し頑張ってみるつもりだ。 |
| 異形 | 茨の中にも三年(いばらのなかにもさんねん) |
| 場面 | 積み重ね / 我慢 |
| 使用漢字 | 茨 / 中 / 三 / 年 / 辛 / 抱 |
「茨」を含むことわざ
- 茨垣を裸身で潜る(いばらがきをはだかみでくぐる)
- 茨に棘あり(いばらにとげあり)
- 茨の中にも三年の辛抱(いばらのなかにもさんねんのしんぼう)
- 茨の道(いばらのみち)
- 切ないときは茨をも摑む(せつないときはいばらをもつかむ)
- 茅茨剪らず采椽削らず(ぼうしきらずさいてんけずらず)
「中」を含むことわざ
- 顎で背中を搔く(あごでせなかをかく)
- 麻の中の蓬(あさのなかのよもぎ)
- 頭の中が真っ白になる(あたまのなかがまっしろになる)
- 中らずと雖も遠からず(あたらずといえどもとおからず)
- 当て事と越中褌は向こうから外れる(あてごととえっちゅうふんどしはむこうからはずれる)
- 後先息子に中娘(あとさきむすこになかむすめ)
- 暗中的を射る(あんちゅうまとをいる)
- 石の物言う世の中(いしのものいうよのなか)
- 一文高の世の中(いちもんだかのよのなか)
- 意中の人(いちゅうのひと)
「三」を含むことわざ
- 商い三年(あきないさんねん)
- 秋の雨が降れば猫の顔が三尺になる(あきのあめがふればねこのかおがさんじゃくになる)
- 欠伸を一緒にすれば三日従兄弟(あくびをいっしょにすればみっかいとこ)
- 顎振り三年(あごふりさんねん)
- 雨垂れは三途の川(あまだれはさんずのかわ)
- 家を道端に作れば三年成らず(いえをみちばたにつくればさんねんならず)
- 行き成り三宝(いきなりさんぼう)
- 石の上にも三年(いしのうえにもさんねん)
- 伊勢へ七度、熊野へ三度(いせへななたび、くまのへみたび)
- 居候、三杯目にはそっと出し(いそうろう、さんばいめにはそっとだし)
「年」を含むことわざ
- 商い三年(あきないさんねん)
- 秋の入り日と年寄りはだんだん落ち目が早くなる(あきのいりひととしよりはだんだんおちめがはやくなる)
- 悪妻は六十年の不作(あくさいはろくじゅうねんのふさく)
- 顎振り三年(あごふりさんねん)
- 好い年(いいとし)
- いい年をして(いいとしをして)
- 家を道端に作れば三年成らず(いえをみちばたにつくればさんねんならず)
- 烏賊の甲より年の劫(いかのこうよりとしのこう)
- 石の上にも三年(いしのうえにもさんねん)
- 一日の計は朝にあり一年の計は元旦にあり(いちにちのけいはあさにありいちねんのけいはがんたんにあり)
「辛」を含むことわざ
- 明日食う塩辛に今日から水を飲む(あすくうしおからにきょうからみずをのむ)
- 痛いのは辛抱しても痒いのは辛抱できぬ(いたいのはしんぼうしてもかゆいのはしんぼうできぬ)
- 憂いも辛いも食うての上(ういもつらいもくうてのうえ)
- 山椒は小粒でもぴりりと辛い(さんしょはこつぶでもぴりりとからい)
- 塩辛を食おうとて水を飲む(しおからをくおうとてみずをのむ)
- 辛酸を嘗める(しんさんをなめる)
- 辛抱する木に金がなる(しんぼうするきにかねがなる)
- 辛抱に追い付く貧乏無し(しんぼうにおいつくびんぼうなし)
- 祖父は辛労、子は楽、孫は乞食(じじはしんろう、こはらく、まごはこじき)
- 旅は憂いもの辛いもの(たびはういものつらいもの)
