上善水の如し
ことわざ「上善水の如し」の意味・読み方・異形などを解説します。
上善水の如し
じょうぜんみずのごとし
| 言葉 | 上善水の如し |
|---|---|
| 読み方 | じょうぜんみずのごとし |
| 意味 | いちばん望ましい生き方は、水のありさまを手本にすることだという教え。
水は、草木や生き物をうるおして役に立ちながら、ほかと張り合うことをせず、だれもが避けたがる低い場所へ自分から下りていく。張り合わないので、とがめられる心配もない。そうしたへりくだったあり方にこそ、人として目ざすべき善があると説く。 「上善」は、この上なくすぐれた善。昔の中国の思想家、老子の教えを伝える『老子』の第八章が、この一句から説き起こされる。「上善は水の如し」とも言う。 |
| 例文 | 手柄を人に譲り、だれもやりたがらない裏方の仕事を黙って引き受ける先輩の姿に、上善水の如しとはこういうことかと感じ入った。 |
| 出典 | 『老子』八章 |
| 異形 | 上善は水の如し(じょうぜんはみずのごとし) |
| 場面 | 謙遜 / 人生 |
| 使用漢字 | 上 / 善 / 水 / 如 |
「上」を含むことわざ
- 商い上手の仕入れ下手(あきないじょうずのしいれべた)
- 上げ潮に乗る(あげしおにのる)
- 上げ膳据え膳(あげぜんすえぜん)
- 上げたり下げたり(あげたりさげたり)
- 顎が干上がる(あごがひあがる)
- 梓に上す(あずさにのぼす)
- 頭押さえりゃ尻上がる(あたまおさえりゃしりあがる)
- 頭が上がらない(あたまがあがらない)
- 頭に血が上る(あたまにちがのぼる)
- 頭の上の蠅も追われぬ(あたまのうえのはえもおわれぬ)
「善」を含むことわざ
- 愛してその悪を知り、憎みてその善を知る(あいしてそのあくをしり、にくみてそのぜんをしる)
- 悪に強きは善にも強し(あくにつよきはぜんにもつよし)
- 悪人あればこそ善人も顕れる(あくにんあればこそぜんにんもあらわれる)
- 悪人の友を捨てて善人の敵を招け(あくにんのともをすててぜんにんのかたきをまねけ)
- 悪人は善人の仇(あくにんはぜんにんのかたき)
- 悪の裏は善(あくのうらはぜん)
- 一人善く射れば百夫決拾す(いちにんよくいればひゃっぷけっしゅうす)
- 牛に引かれて善光寺参り(うしにひかれてぜんこうじまいり)
- 王は十善神は九善(おうはじゅうぜんかみはくぜん)
- 現世安穏、後生善処(げんぜあんのん、ごしょうぜんしょ)
「水」を含むことわざ
- 明日食う塩辛に今日から水を飲む(あすくうしおからにきょうからみずをのむ)
- 汗水垂らす(あせみずたらす)
- 汗水流す(あせみずながす)
- 頭から水を浴びたよう(あたまからみずをあびたよう)
- 油紙に水を注ぐよう(あぶらがみにみずをそそぐよう)
- 魚心あれば水心(うおごころあればみずごころ)
- 魚と水(うおとみず)
- 魚の水に離れたよう(うおのみずにはなれたよう)
- 魚の水を得たよう(うおのみずをえたよう)
- 魚の水を得たるが如し(うおのみずをえたるがごとし)
