「めん」から始まる故事・ことわざ・慣用句
「めん」から始まる故事・ことわざ・慣用句 — 15 件
面が割れる(めんがわれる)
顔や名前、身元などが明らかになること。
面子が立つ(めんつがたつ)
体裁が保たれること。
面倒を見る(めんどうをみる)
人の世話などをすること。
雌鳥うたえば家滅ぶ(めんどりうたえばいえほろぶ)
夫よりも妻の勢力が強い家は、家庭内がうまくいかずにやがて破滅するということ。 雄鶏よりも先に雌鳥が時を告げることは、不吉な兆しであるとの言い伝えから。
雌鶏歌えば家滅ぶ(めんどりうたえばいえほろぶ)
妻が権威を振るうような家は、平和な家庭関係が保てずに崩壊してしまうというたとえ。 雌鶏が雄鶏よりも先に鳴いて朝の時を告げるのは不吉な兆しとされていたことから。
雌鳥につつかれて時をうたう(めんどりにつつかれてときをうたう)
夫が妻のいいなりになることのたとえ。 雄鶏が雌鳥につつかれて時を告げるとの意から。
雌鶏の晨する(めんどりのあしたする)
女性が権勢を振るうことのたとえ。 「牝鶏」はめんどり、「晨す」は夜明けを告げること。 雄が知らせるべき夜明けをめんどりが鳴いて知らせるとの意から。 昔は国や家庭を滅ぼす前兆とされていた。 「雌鶏の晨する」ともいう。
面皮を剝ぐ(めんぴをはぐ)
図々しい人の正体をあばいて恥をかかせること。 「面皮(めんぴ)を剝ぐ」ともいう。
面目が立つ(めんぼくがたつ)
体裁が保たれて、人前で恥ずかしいおもいをせずに済むこと。 「面目」は「めんもく」とも読む。
面目が潰れる(めんぼくがつぶれる)
その人の名誉がひどく傷つくこと。
面目丸潰れ(めんぼくまるつぶれ)
名誉や体面などがひどく傷付けられるさま。
面目を一新する(めんぼくをいっしんする)
今までの様子を改めること。
面目を失う(めんぼくをうしなう)
名誉をひどく傷付けられること。世間からの評判を落とすこと。
面目を施す(めんぼくをほどこす)
素晴らしいことをして、世間からの評判を高めること。
面面の楊貴妃(めんめんのようきひ)
人は自分の妻や恋人を楊貴妃のように美しいと思っているということ。 人それぞれ好みがあり、好きになると欠点も目につかず楊貴妃のような美人に見えるとの意から。 「面面」は、おのおのの意。 「面面楊貴妃」ともいう。
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