「会」から始まる故事・ことわざ・慣用句
「会」から始まる故事・ことわざ・慣用句 — 7 件
会うは別れの始め(あうはわかれのはじめ)
人と人が出会えばいつか必ず別れが訪れる。出会いは別れの始まりでもあるということ。 「会う」は「逢う」とも書く。
会えば五厘の損がゆく(あえばごりんのそんがゆく)
人との交際は何かと出費があり損をするということ。知人に会うと、それだけで五厘(一銭の半分)の損をするとの意から。
会わせる顔がない(あわせるかおがない)
相手の期待や信頼を裏切るようなことをして、申し訳なくてその人に会いにくいというたとえ。 「あわせる」は「あわす」ともいう。 また「合」は「会」とも書く。
会うた時に笠を脱げ(おうたときにかさをぬげ)
知り合いに会った時は、まず挨拶をしなさいということ。 礼儀の大切さを説いた教え。
会稽の恥(かいけいのはじ)
戦いに敗れて受けた恥のこと。また、他人から受けた耐え難い屈辱のこと。 中国の春秋時代、越王の勾践が呉王の夫差と会稽山で戦って敗北した。その後、勾践は長年の苦労に耐え、夫差に復讐をとげてその恥を雪いだという故事から。
会稽の恥を雪ぐ(かいけいのはじをすすぐ)
戦いに敗れた屈辱、または人から受けた忘れることが出来ない屈辱を晴らすこと。
会心の笑みをもらす(かいしんのえみをもらす)
思い描いた通りの結果となり、満足して喜びの表情をすること。
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