「ちか」から始まる故事・ことわざ・慣用句一覧
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ことわざ一覧
近くて見えぬは睫(ちかくてみえぬはまつげ)
身近なことは気付いて当然なのに、案外わからないものだというたとえ。自分で自分の睫は見えないことから。
地下に眠る(ちかにねむる)
死んで埋葬されていること。また、宝物などが埋蔵されていること。
地下に潜る(ちかにもぐる)
非合法な社会運動や政治活動などを、取り締まりや世間の目の届かない所で秘密裏に行うこと。
近火で手を焙る(ちかびでてをあぶる)
目の前の小さな利益を追うたとえ。とりあえず身近にある火で手を焙って暖める意から。
近惚れの早飽き(ちかぼれのはやあき)
夢中になるのが早い人は飽きるのも早いということ。「近惚れ」は惚れやすいということ。
近道は遠道(ちかみちはとおみち)
近道は危険だったり悪路だったりして結局時間がかかることがある。物事も一見回り道のように見えても安全で確実な道を選ぶほうがいいということ。
力及ばず(ちからおよばず)
精一杯努力したが、力不足で残念な結果に終わる様子。
力瘤を入れる(ちからこぶをいれる)
熱心に取り組む。尽力する。 「力瘤」とは、ひじを曲げた時にできる、二の腕の筋肉の盛り上がり。 力瘤が出るほど力を尽くす意から。
力に余る(ちからにあまる)
仕事や問題などが、自分の能力で処理できる限度を超えている。
力にする(ちからにする)
頼りにする。拠り所にする。
力になる(ちからになる)
人の為に自分の能力や技能を使う。力を貸して助ける。
力は正義なり(ちからはせいぎなり)
何事も、結局力を持った者が正しいことになるということ。
力山を抜き、気は世を蓋う(ちからやまをぬき、きはよをおおう)
勇壮な気性のたとえ。 山を引き抜くほどの大きな力と、世界を覆い尽くすほどの意気があるとの意。 敵に取り囲まれた四面楚歌の状況で楚の項羽がうたった詩「垓下歌」の一節。 「抜山蓋世」ともいう。
地から湧いたよう(ちからわいたよう)
今まで影も形もなかったものが、急に現れるさま。
力を入れる(ちからをいれる)
一生懸命努力すること。熱心に取り組むこと。
力を得る(ちからをえる)
激励されて活気づくこと。
力を落とす(ちからをおとす)
がっがりする。落胆する。失望する。
力を貸す(ちからをかす)
手助けをする。援助する。力になる。
力を付ける(ちからをつける)
腕前を上げること。実力をつけること。 また、元気になるように励ますこと。力付ける。