「舞」を含む故事・ことわざ・慣用句 — 16 件
「舞」を含む漢字が使われている故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
縁の下の舞(えんのしたのまい)
人目につかないところで、苦労や努力を重ねること。また、表に出ずに物事を支える陰の働きのたとえ。 大阪・四天王寺で行われる「経供養」が、かつては非公開で、衆人の目に触れない場所で舞楽が奉納されたことに由来する。
大盤振る舞い(おおばんぶるまい)
盛大に、人にご馳走したり物を与えたりすること。
清水の舞台から飛び降りる(きよみずのぶたいからとびおりる)
引き返せない道と知りつつ、腹をくくって事に踏み切る。 京都の清水寺の本堂は谷へせり出して組まれており、そこから身を投げる心持ちに引き比べていう。
金時の火事見舞い(きんときのかじみまい)
飲酒などで真っ赤になった顔のたとえ。「金時」は、源頼光の四天王の一人、坂田金時のこと。赤ら顔の金時が火事見舞いに行くと、ますます赤くなることから。
暗闇の独り舞(くらやみのひとりまい)
人目のないところで、誰にはばかることもなく気の済むまでやること。
鼓舞(こぶ)
励まして気持ちを昂らせること。激励すること。鼓を打ち鳴らし、舞を舞う意から。
独楽の舞い倒れ(こまのまいだおれ)
まわりが乗ってこないのに一人だけ勢いこんで動き回り、力を使い果たしただけで何も残らないこと。 威勢よく回っていた独楽も、勢いがゆるめばその場に転がるほかない。
地が傾いて舞が舞われぬ(ちがかたむいてまいがまわれぬ)
言い訳ばかりして実行に移さないこと。また、状況や環境の不備を理由に、自らの責任を回避しようとすること。 「舞が舞えないのは地面が傾いているせいだ」という発想に由来する言葉。
宙に舞う(ちゅうにまう)
地面から離れ、風に乗ったように体や物が動く。 胴上げされた人や、吹き上げられた花びらの様子にいう。
長袖よく舞い、多銭よく賈う(ちょうしゅうよくまい、たせんよくかう)
生まれつきの備えや手元の厚みに恵まれていれば、同じ働きでも見栄えよく運ぶ。 舞の衣装にも商いの元手にも通じる理屈で、備えの差は出来の差にそのまま化ける。 「賈う」は、あきなう・かうの両様に読み、商いをする意。
手の舞、足の踏む所を知らず(てのまい、あしのふむところをしらず)
うれしさが先に立って、手足が勝手に動いてしまう。 自分でも収まりのつかないほど気持ちが弾んでいるさま。
無いが意見の総仕舞(ないがいけんのそうじまい)
放蕩(ほうとう)や道楽(どうらく)は、金が尽きれば自然と収まるということ。 放蕩者は、どれだけ忠告しても金がある間は耳を貸さないが、金がなくなれば遊ぶこともできなくなり、忠告の必要もなくなることから。
二の舞を演じる(にのまいをえんじる)
前の人と同じ失敗を繰り返すこと。 「二の舞」は舞楽で、安摩(あま)という舞の次に、それを真似て演じる滑稽な舞のこと。 単に「二の舞」ともいう。
二百二十日の荒れ仕舞(にひゃくはつかのあれじまい)
「二百二十日」は、立春から数えて二百二十日目の日(九月十一日頃)のこと。 この時期は台風が多く発生するため、農家の厄日とされており、この日を過ぎると台風が少なくなることから生まれた言葉。
留守見舞いは間遠にせよ(るすみまいはまどおにせよ)
家の主が出ているあいだに足しげく通えば、あらぬ噂の種になる。見舞うにしても間をあけて、めったに顔を出さぬくらいがよい。
我が好きを人に振る舞う(わがすきをひとにふるまう)
相手の好き嫌いを考えずに、自分の好みを人に押し付けること。
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