「腕」を含む故事・ことわざ・慣用句
「腕」を含む故事・ことわざ・慣用句の一覧です。五十音順に表示しています。
赤子の腕を捩じる(あかごのうでをねじる)
抵抗する力のないものを打ち負かす。また、容易に行えることのたとえ。
朝雨と女の腕捲り(あさあめとおんなのうでまくり)
朝の雨はすぐにやむため、女が腕まくりをして強がるのと同様、恐れるに足りないということ。 「俄雨(にわかあめ)と女の腕捲り」ともいう。
腕一本(うでいっぽん)
自分の体のほかには、資本となるものを持っていないこと。 「貫」は昔の貨幣の単位。銭一千文。 裸の身だけが唯一の資本との意から。 「腕一本」「褌一貫」ともいう。
腕が上がる(うでがあがる)
能力や技術が進歩すること。 また、あまり酒が飲めない人が、前よりも多く飲めるようになること。
腕が利く(うでがきく)
優れた技量を発揮することが出来る。
腕が立つ(うでがたつ)
優れた技量を持っている。
腕が鳴る(うでがなる)
自分の能力を早く発揮したくて、気持ちがはやること。
腕に覚えがある(うでにおぼえがある)
以前の経験から、自分の能力や技術に自信を持っていること。
腕に縒りを掛ける(うでによりをかける)
自慢の能力を十分に発揮しようと張り切ること。
腕を拱く(うでをこまぬく)
自分は何も行動しないで、人のすることを側で見ていること。「拱く」は「こまねく」ともいい、傍観するという意。
腕を鳴らす(うでをならす)
優れた技量を発揮して名声を得ること。
腕を振るう(うでをふるう)
身につけた腕前や能力を十分に発揮すること。
腕を揮う(うでをふるう)
身につけた腕前や能力を十分に発揮すること。
腕を磨く(うでをみがく)
能力や技術が向上するように習練に励むこと。
片腕を失う(かたうでをうしなう)
最も信頼していた人を失い、ひどく悲しむさま。 「片腕」は、自分の腕のように信頼できて頼りになる人のことで、その人を失うとの意から。
片腕をもがれたよう(かたうでをもがれたよう)
最も信頼していた人を失い、ひどく悲しむさま。 「片腕」は、自分の腕のように信頼できて頼りになる人のことで、その人を失うとの意から。
小男の腕立て(こおとこのうでたて)
抵抗しようとしても、非力で問題にならないことのたとえ。「腕立て」は、自分の腕力をたのみとして人と争うこと。
四十肩に五十腕(しじゅうかたにごじゅううで)
四十歳、五十歳頃になると、身体のあちこちが痛んで動きが悪くなることをいう言葉。
手腕を振るう(しゅわんをふるう)
物事の解決や処理のためにすぐれた能力や技術を発揮すること。
脛一本、腕一本(すねいっぽん、うでいっぽん)
地位、名誉、財産などもなく、自分のほかには頼るものがないことのたとえ。
似合わぬ僧の腕立て(にあわぬそうのうでたて)
その人に似合わないことをすることのたとえ。「腕立て」は腕力を誇ることで、僧侶が腕力をふるうのは不似合いであることから。
俄雨と女の腕捲り(にわかあめとおんなのうでまくり)
朝の雨はすぐにやむため、女が腕まくりをして強がるのと同様、恐れるに足りないということ。 「俄雨(にわかあめ)と女の腕捲り」ともいう。
暖簾に腕押し(のれんにうでおし)
手ごたえも張り合いもないことのたとえ。「腕押し」とは腕相撲のことで、暖簾のように力も争う意思もない相手と腕相撲をしても、何の手ごたえもないという意味から。
痩せ腕にも骨(やせうでにもほね)
無力で弱い者でも、弱い者なりの意地や誇りを持っているので、決して侮ってはいけないということ。 痩せて貧弱な腕にも堅い骨が通っているとの意から。