「黒」を含む故事・ことわざ・慣用句
「黒」を含む故事・ことわざ・慣用句の一覧です。五十音順に表示しています。
- 頭の黒い鼠(あたまのくろいねずみ)- 物を盗む人のこと。家に住んでいて、物を盗む頭髪の黒い人間を、鼠になぞらえて言う言葉。 
- 黒白を争う(こくびゃくをあらそう)- どちらが正しいかをはっきりさせること。「黒白」は、善悪・是非・正邪の意。 
- 黒白を弁せず(こくびゃくをべんせず)- 物事の善悪・是非・正邪がわからないこと。「黒白」は、善悪・是非・正邪の意。 
- 弾丸黒子の地(だんがんこくしのち)- 非常に狭い土地のたとえ。「弾丸」は昔、中国で鳥などを捕るために、はじき弓につけて飛ばしたたま、「黒子」はほくろのこと。 
- どこの烏も黒い(どこのからすもくろい)- どこに行っても、そう目新しいものはないということ。また、どこの国でも人間の本性同じだということ。 「どこの烏も黒い」「どこの鶏も裸足」ともいう。 
- どこの烏も黒さは変わらぬ(どこのからすもくろさはかわらぬ)- どこに行っても、そう目新しいものはないということ。また、どこの国でも人間の本性同じだということ。 「どこの烏も黒い」「どこの鶏も裸足」ともいう。 
- 這っても黒豆(はってもくろまめ)- 誤りだとわかっていても、主張を押し通そうとすること。 小さな黒い物体を指して黒豆だと言った者が、その黒い物体が這い出したにもかかわらず黒豆だと言い張ることから。 
- 腹が黒い(はらがくろい)- 表向きは善人そうだが、密かに悪いことを考える性格であること。 
- 腹黒い(はらぐろい)- 表向きは善人そうだが、密かに悪いことを考える性格であること。 
- 無患子は三年磨いても黒い(むくろじはさんねんみがいてもくろい)- 生まれつきの性質は変えることはできないというたとえ。 「無患子」は、山地に生える落葉高木。種子は黒色で羽根つきの羽根の玉に使われる。 その黒色の種子をいくら磨いても白くはならないとの意から。 
- 目を白黒させる(めをしろくろさせる)- 苦しんだり驚いたりして目玉をはげしく動かすこと。 また、ある出来事にひどく驚き慌てること。 
 
         
    