「傷」を含む故事・ことわざ・慣用句
「傷」を含む故事・ことわざ・慣用句の一覧です。五十音順に表示しています。
看板に傷が付く(かんばんにきずがつく)
店などの信用や評判が落ちること。
傷口に塩(きずぐちにしお)
災難の上にさらに災難が降りかかることのたとえ。
手を出して火傷する(てをだしてやけどする)
余計な手出しをして、ひどい目に遭うこと。
根浅ければ則ち末短く、本傷るれば則ち枝枯る(ねあさければすなわちすえみじかく、もとやぶるればすなわちえだかる)
基礎がしっかりしていない物事は発展せず、いずれ衰えるということのたとえ。 「末」は枝や葉、「本」は幹こと。 根が十分張っていなければ枝葉も成長しない、幹がいためばいずれ枝も枯れることから。
暖簾に傷がつく(のれんにきずがつく)
店などの信用や評判が落ちること。
古傷は痛み易い(ふるきずはいたみやすい)
古傷が季節の変わり目などによく痛むように、過去の悪事や過失も何かにつけて思い出され、心が痛むということ。
火傷、火に怖じる(やけど、ひにおじる)
一度失敗したために、必要以上に用心深くなることのたとえ。一度やけどをした者は、火を見ただけで怖がるようになることから。