縁に連るれば唐の物を食う
ことわざ「縁に連るれば唐の物を食う」の意味・読み方・異形などを解説します。
縁に連るれば唐の物を食う
えんにつるればとうのものをくう
| 言葉 | 縁に連るれば唐の物を食う |
|---|---|
| 読み方 | えんにつるればとうのものをくう |
| 意味 | 何かのめぐり合わせしだいで、ふだんは自分と縁の遠いものとも、思いがけずかかわりが生じるというたとえ。
縁さえあれば、はるか遠い国の食べ物でさえ口にできる日が来るという言い回しから。 「縁」は人や物を結びつけるめぐり合わせ、「唐」は昔の中国の呼び名で、ここでは遠い外国をさす。 遠く離れた相手とも結ばれることを言う縁あれば千里も、縁が距離を越えるという点で通じ合う。 |
| 例文 | 旅先でたまたま隣り合った人の紹介で、遠く離れた国の大学で学べることに決まった。縁に連るれば唐の物を食うとは、うまく言い当てたものだ。 |
| 異形 | 縁に連るれば唐の物(えんにつるればとうのもの) |
| 縁によって唐の物(えんによってとうのもの) | |
| 縁によって唐の物を食う(えんによってとうのものをくう) | |
| 場面 | 意外性 / 運命 |
| 使用漢字 | 縁 / 連 / 唐 / 物 / 食 |
「縁」を含むことわざ
- 悪縁契り深し(あくえんちぎりふかし)
- 一樹の陰一河の流れも他生の縁(いちじゅのかげいちがのながれもたしょうのえん)
- 命は義に縁りて軽し(いのちはぎによりてかるし)
- 因果は皿の縁(いんがはさらのふち)
- 因縁を付ける(いんねんをつける)
- 縁あれば千里(えんあればせんり)
- 縁起でもない(えんぎでもない)
- 縁起を祝う(えんぎをいわう)
- 縁起を担ぐ(えんぎをかつぐ)
- 縁と命は繋がれぬ(えんといのちはつながれぬ)
「連」を含むことわざ
- 麻に連るる蓬(あさにつるるよもぎ)
- 牛は牛連れ、馬は馬連れ(うしはうしづれ、うまはうまづれ)
- 杞梓連抱にして数尺の朽有るも良工は棄てず(きしれんぽうにしてすうせきのくちあるもりょうこうはすてず)
- 苦楽は生涯の道連れ(くらくはしょうがいのみちづれ)
- 地獄へも連れ(じごくへもつれ)
- 好いた同士は泣いても連れる(すいたどうしはないてもつれる)
- 袖を連ねる(そでをつらねる)
- 旅は道連れ、世は情け(たびはみちづれ、よはなさけ)
- 袂を連ねる(たもとをつらねる)
- 連れがあれば三里回らん(つれがあればさんりまわらん)
「唐」を含むことわざ
- 売家と唐様で書く三代目(うりいえとからようでかくさんだいめ)
- 唐物商いは千里一跳ね(からものあきないはせんりひとはね)
- 嫌いは知らぬの唐名(きらいはしらぬのからな)
- 結構は阿呆の唐名(けっこうはあほうのからな)
- 荒唐の言(こうとうのげん)
- 好かぬは得せぬの唐名(すかぬはえせぬのからな)
- 駄賃馬に唐鞍(だちんうまにからくら)
- 唐紙、唐紙、仮名で書け(とうし、からかみ、かなでかけ)
- 唐人の寝言(とうじんのねごと)
- 唐変木(とうへんぼく)
「物」を含むことわざ
- 呆れて物が言えない(あきれてものがいえない)
- 朝の果物は金(あさのくだものはきん)
- 味無い物の煮え太り(あじないもののにえぶとり)
- 預かり物は半分の主(あずかりものははんぶんのぬし)
- 阿堵物(あとぶつ)
- 甘い物に蟻がつく(あまいものにありがつく)
- 余り物には福がある(あまりものにはふくがある)
- 合わせ物は離れ物(あわせものははなれもの)
- 如何物食い(いかものぐい)
- 石の物言う世の中(いしのものいうよのなか)
