小股取っても勝つが本
ことわざ「小股取っても勝つが本」の意味・読み方・異形などを解説します。
小股取っても勝つが本
こまたとってもかつがほん
| 言葉 | 小股取っても勝つが本 |
|---|---|
| 読み方 | こまたとってもかつがほん |
| 意味 | 勝ち負けを争う場面では、少しずるいと思われる手を使ってでも、最後に勝つことがいちばん大事だという考え。
なお「小股取る」とは、相手の油断につけこんで、足のつけ根のあたりへ手を差し入れて倒すことで、まともにぶつかり合うのではなく裏をかくやり方を指す。「勝つが本」は、勝つことこそが大もとだという意味。 言い方を変えた「小股取っても勝つが得」の形もある。勝った側が正義になると説く勝てば官軍も、近い考え方を示す。「小股取る」の技そのものは小股を掬うともいう。 |
| 例文 | 今日は優勝のかかった試合だから、小股取っても勝つが本と割り切って、見た目のよさは気にせず、相手のいちばん苦手なところばかりをしつこく突いていこう。 |
| 異形 | 小股取っても勝つが得(こまたとってもかつがとく) |
| 場面 | 策略 / 勝負 |
| 使用漢字 | 小 / 股 / 取 / 勝 / 本 / 得 |
「小」を含むことわざ
- 愛想も小想も尽き果てる(あいそもこそもつきはてる)
- 愛は小出しにせよ(あいはこだしにせよ)
- 悪の小なるを以て之を為すなかれ(あくのしょうなるをもってこれをなすなかれ)
- 戴く物は夏も小袖(いただくものはなつもこそで)
- 一文銭も小判の端(いちもんせんもこばんのはし)
- 炒り豆と小娘はそばにあると手が出る(いりまめとこむすめはそばにあるとてがでる)
- 因果の小車(いんがのおぐるま)
- 鵜川の小鮎(うかわのこあゆ)
- 浮世は牛の小車(うきよはうしのおぐるま)
- 牛の小便(うしのしょうべん)
「股」を含むことわざ
- 韓信の股くぐり(かんしんのまたくぐり)
- 木の股から生まれる(きのまたからうまれる)
- 股肱の臣(ここうのしん)
- 股掌の上に玩ぶ(こしょうのうえにもてあそぶ)
- 小股が切れ上がる(こまたがきれあがる)
- 小股を掬う(こまたをすくう)
- 二股を掛ける(ふたまたをかける)
- 股に掛ける(またにかける)
- 股を刺して書を読む(ももをさしてしょをよむ)
- 欲の熊鷹、股裂くる(よくのくまたか、またさくる)
「取」を含むことわざ
- 足搔きが取れない(あがきがとれない)
- 揚げ足取り(あげあしとり)
- 揚げ足を取る(あげあしをとる)
- 足を取られる(あしをとられる)
- 当たりを取る(あたりをとる)
- 呆気に取られる(あっけにとられる)
- 虻蜂取らず(あぶはちとらず)
- 息を引き取る(いきをひきとる)
- 医者が取るか坊主が取るか(いしゃがとるかぼうずがとるか)
- 一合取っても武士は武士(いちごうとってもぶしはぶし)
「勝」を含むことわざ
- あるはないに勝る(あるはないにまさる)
- 言い勝ち功名(いいがちこうみょう)
- 生きている犬は死んだライオンに勝る(いきているいぬはしんだらいおんにまさる)
- 言わぬは言うに勝る(いわぬはいうにまさる)
- 得手勝手は向こうには効かない(えてかってはむこうにはきかない)
- 男勝り(おとこまさり)
- 買うは貰うに勝る(かうはもらうにまさる)
- 勝ち馬に乗る(かちうまにのる)
- 勝ち鬨を挙げる(かちどきをあげる)
- 勝ち名乗りを上げる(かちなのりをあげる)
「本」を含むことわざ
- 商いは本にあり(あきないはもとにあり)
- 一本取られる(いっぽんとられる)
- 一本取る(いっぽんとる)
- 一本槍(いっぽんやり)
- 嘘吐いたら針千本飲ます(うそついたらはりせんぼんのます)
- 腕一本(うでいっぽん)
- 風邪は百病の本(かぜはひゃくびょうのもと)
- 雁は八百、矢は三本(がんははっぴゃく、やはさんぼん)
- 木の実は木の本(きのみはきのもと)
- 孝は百行の本(こうはひゃっこうのもと)
