小娘と小袋は油断がならぬ
ことわざ「小娘と小袋は油断がならぬ」の意味・読み方・異形などを解説します。
小娘と小袋は油断がならぬ
こむすめとこぶくろはゆだんがならぬ
| 言葉 | 小娘と小袋は油断がならぬ |
|---|---|
| 読み方 | こむすめとこぶくろはゆだんがならぬ |
| 意味 | 年ごろの娘は、悪いうわさを立てられたり、つらい思いをさせられたりする危うさをいつも抱えているので、親としては少しの間も気を抜けない。
袋も小さなものは縫い目がほつれやすく、気をつけて扱わないとすぐに破れてしまう。若い娘も同様で、ほんのわずかでも目を離すと思わぬことが起きかねないと見ている。娘を持つ親の側から言う言葉。 同じく小袋と小娘を並べたことわざに小袋と小娘は思ったより入りが多いもあるが、あちらは娘を育てるには案外たくさんのお金がいるという意味。 |
| 例文 | 小娘と小袋は油断がならぬと言うとおり、高校生になった姉の帰りが遅い日は、父はそわそわしながら何度も時計に目をやっている。 |
| 異形 | 小袋と小娘は油断がならぬ(こぶくろとこむすめはゆだんがならぬ) |
| 場面 | 親子 / 油断 / 女 |
| 使用漢字 | 小 / 娘 / 袋 / 油 / 断 |
「小」を含むことわざ
- 愛想も小想も尽き果てる(あいそもこそもつきはてる)
- 愛は小出しにせよ(あいはこだしにせよ)
- 悪の小なるを以て之を為すなかれ(あくのしょうなるをもってこれをなすなかれ)
- 戴く物は夏も小袖(いただくものはなつもこそで)
- 一文銭も小判の端(いちもんせんもこばんのはし)
- 炒り豆と小娘はそばにあると手が出る(いりまめとこむすめはそばにあるとてがでる)
- 因果の小車(いんがのおぐるま)
- 鵜川の小鮎(うかわのこあゆ)
- 浮世は牛の小車(うきよはうしのおぐるま)
- 牛の小便(うしのしょうべん)
「娘」を含むことわざ
- 秋の日と娘の子はくれぬようでくれる(あきのひとむすめのこはくれぬようでくれる)
- 後先息子に中娘(あとさきむすこになかむすめ)
- 炒り豆と小娘はそばにあると手が出る(いりまめとこむすめはそばにあるとてがでる)
- 小袋と小娘は思ったより入りが多い(こぶくろとこむすめはおもったよりいりがおおい)
- 箱入り娘(はこいりむすめ)
- 一人娘と春の日はくれそうでくれぬ(ひとりむすめとはるのひはくれそうでくれぬ)
- 娘三人あれば身代が潰れる(むすめさんにんあればしんだいがつぶれる)
- 娘三人持てば身代潰す(むすめさんにんもてばしんだいつぶす)
- 娘でも嫁と名が付きゃ憎うなる(むすめでもよめとながつきゃにくうなる)
- 娘に甘いは親父の習い(むすめにあまいはおやじのならい)
「袋」を含むことわざ
- 新しい酒は新しい革袋に盛れ(あたらしいさけはあたらしいかわぶくろにもれ)
- 新しい酒を古い革袋に盛る(あたらしいさけをふるいかわぶくろにもる)
- 堪忍袋の緒が切れる(かんにんぶくろのおがきれる)
- 小袋と小娘は思ったより入りが多い(こぶくろとこむすめはおもったよりいりがおおい)
- 足袋屋の看板(たびやのかんばん)
- 伊達の素足もないから起こる、あれば天鵞絨の足袋も履く(だてのすあしもないからおこる、あればびろうどのたびもはく)
- 手袋を投げる(てぶくろをなげる)
- 年寄りと紙袋は入れねば立たぬ(としよりとかんぶくろはいれねばたたぬ)
- 錦の袋に糞を包む(にしきのふくろにふんをつつむ)
- 袋の鼠(ふくろのねずみ)
「油」を含むことわざ
- 朝油断の夕かがみ(あさゆだんのゆうかがみ)
- 油が切れる(あぶらがきれる)
- 油紙に火の付いたよう(あぶらがみにひのついたよう)
- 油紙に水を注ぐよう(あぶらがみにみずをそそぐよう)
- 油を売る(あぶらをうる)
- 油を差す(あぶらをさす)
- 油を絞る(あぶらをしぼる)
- 油を注ぐ(あぶらをそそぐ)
- 油を流したよう(あぶらをながしたよう)
- 油を以って油煙を落とす(あぶらをもってゆえんをおとす)
