手中に落ちる
ことわざ「手中に落ちる」の意味・読み方・異形などを解説します。
手中に落ちる
しゅちゅうにおちる
| 言葉 | 手中に落ちる |
|---|---|
| 読み方 | しゅちゅうにおちる |
| 意味 | 物や土地、地位などが、ある人の持ち物となって、その人が好き勝手に動かせるものに変わること。
取り合いの的だったものや、守り抜こうとしていた城・陣地などが、敵や相手の側へ移ってしまう場面によく出てくる言葉である。 「手中」は手のなかのことで、自分の持ち物として好きに扱える範囲を表す。「手中に帰する」ともいう。 手に入れた人を主語にして、みずから狙って得た場合を表すなら手中に収めると言い表す。言い回しの形が近いものとして手に落ちるがある。 |
| 例文 | パスワードが漏れれば、大事なデータがよその人の手中に落ちるおそれがある。 |
| 異形 | 手中に帰する(しゅちゅうにきする) |
| 場面 | 思いどおりになる / 手 |
| 使用語彙 | 手中 / 落ちる / 帰する |
| 使用漢字 | 手 / 中 / 落 / 帰 |
「手」を含むことわざ
- 相手変われど主変わらず(あいてかわれどぬしかわらず)
- 相手にとって不足はない(あいてにとってふそくはない)
- 相手のさする功名(あいてのさするこうみょう)
- 相手のない喧嘩はできぬ(あいてのないけんかはできぬ)
- 相手見てからの喧嘩声(あいてみてからのけんかごえ)
- 合いの手を入れる(あいのてをいれる)
- 赤子の手を捻る(あかごのてをひねる)
- 商い上手の仕入れ下手(あきないじょうずのしいれべた)
- 開けて悔しき玉手箱(あけてくやしきたまてばこ)
- 足手纏い(あしでまとい)
「中」を含むことわざ
- 顎で背中を搔く(あごでせなかをかく)
- 麻の中の蓬(あさのなかのよもぎ)
- 頭の中が真っ白になる(あたまのなかがまっしろになる)
- 中らずと雖も遠からず(あたらずといえどもとおからず)
- 当て事と越中褌は向こうから外れる(あてごととえっちゅうふんどしはむこうからはずれる)
- 後先息子に中娘(あとさきむすこになかむすめ)
- 暗中的を射る(あんちゅうまとをいる)
- 石の物言う世の中(いしのものいうよのなか)
- 一文高の世の中(いちもんだかのよのなか)
- 意中の人(いちゅうのひと)
「落」を含むことわざ
- 秋の入り日と年寄りはだんだん落ち目が早くなる(あきのいりひととしよりはだんだんおちめがはやくなる)
- 秋の日は釣瓶落とし(あきのひはつるべおとし)
- 顎が落ちる(あごがおちる)
- 油を以って油煙を落とす(あぶらをもってゆえんをおとす)
- 一翳眼にあれば空華乱れ落つ(いちえいまなこにあればくうげみだれおつ)
- 一段落つく(いちだんらくつく)
- 一葉落ちて天下の秋を知る(いちようおちててんかのあきをしる)
- 胃の腑に落ちる(いのふにおちる)
- 鰯で精進落ち(いわしでしょうじんおち)
- 馬から落ちて落馬する(うまからおちてらくばする)
