「たた」から始まる故事・ことわざ・慣用句一覧
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ことわざ一覧
闘う雀、人を恐れず(たたかうすずめ、ひとをおそれず)
何かに無我夢中になっている者は、思いがけない力を発揮するというたとえ。 雀のような弱い鳥でも戦っている時は、人間が近づいても逃げようとしないとの意から。 「闘雀人を恐れず」ともいう。
叩かれた夜は寝やすい(たたかれたよるはねやすい)
人に害を加えるより、いっそ害を加えられたほうが気が楽だということ。 人を叩いた側は夜に後悔して眠れないが、人から叩かれた側はそのような後悔がないので眠れるとの意から。
叩けば埃が出る(たたけばほこりがでる)
どんなものであっても細かく調べれば、欠点や弱点が出てくるものだということ。
叩けよ、さらば開かれん(たたけよ、さらばひらかれん)
積極的に努力すれば、必ず成功への道は開けてくるということ。 ただ待っているだけでは神の国の門は開かれないが、ひたすら神に祈り、救いを求めれば門は開かれるだろうという意味。新約聖書に由来する言葉。
ただでは置かない(ただではおかない)
このままでは済ませない、必ず仕返しをするの意。 捨てぜりふ、脅し文句に用いる語。
ただでは済まない(ただではすまない)
このままでは済まない。このままでは終わらない。
ただの鼠ではない(ただのねずみではない)
ただものではない。油断のならない人物である。
多多益益弁ず(たたますますべんず)
仕事が多ければ多いほど上手く処理するということ。また、数が多ければ多いほど都合がよいということ。 「弁ず」は、処理するという意。 中国漢の高祖が、臣下の韓信に統率できる兵の数を尋ねたところ「兵は多ければ多いほど上手く使える」と答えたという故事から。
多々益々弁ず(たたますますべんず)
仕事が多ければ多いほど上手く処理するということ。また、数が多ければ多いほど都合がよいということ。 「弁ず」は、処理するという意。 中国漢の高祖が、臣下の韓信に統率できる兵の数を尋ねたところ「兵は多ければ多いほど上手く使える」と答えたという故事から。
畳水練(たたみすいれん)
理屈や方法を知っているだけで、実際には役に立たないことのたとえ。 「水練」は、水泳の練習。 畳の上で水泳の練習をしても、泳げるようにならないことから。 「畳水練」「畑水練」ともいう。
畳の上で死ぬ(たたみのうえでしぬ)
事故死や変死などではなく、自分の家で穏やかに死ぬ。
畳の上の怪我(たたみのうえのけが)
安全なはずの畳の上でさえ怪我をすることがあるように、どこで災難に遭うか予測できないというたとえ。
畳の上の水練(たたみのうえのすいれん)
理屈や方法を知っているだけで、実際には役に立たないことのたとえ。 「水練」は、水泳の練習。 畳の上で水泳の練習をしても、泳げるようにならないことから。 「畳水練」「畑水練」ともいう。
只より高い物はない(ただよりたかいものはない)
ただで物をもらうと、代わりに物事を頼まれたり、返礼にお金がかかったりして、かえって高いものにつくということ。
只より安い物はない(ただよりやすいものはない)
ただで物を貰うことより安く上がることはないということ。
踏鞴を踏む(たたらをふむ)
勢いよく向かっていた的が外れたため、踏みとどまることができずに数歩進んでしまうこと。 「踏鞴(たたら)」は、大きなふいご(足で踏んで風を送る道具)のことで、勢いが余り踏みとどまろうとする姿が踏鞴を踏む姿と似ていることから。
蹈鞴を踏む(たたらをふむ)
勢いよく向かっていた的が外れたため、踏みとどまることができずに数歩進んでしまうこと。 「踏鞴(たたら)」は、大きなふいご(足で踏んで風を送る道具)のことで、勢いが余り踏みとどまろうとする姿が踏鞴を踏む姿と似ていることから。
駄駄を捏ねる(だだをこねる)
子どもが、甘えてわがままを通そうとすること。
駄々を捏ねる(だだをこねる)
子どもが、甘えてわがままを通そうとすること。