「去」を含む故事・ことわざ・慣用句
「去」を含む故事・ことわざ・慣用句の一覧です。五十音順に表示しています。
- 一難去ってまた一難(いちなんさってまたいちなん)- 災難が次々と襲ってくるたとえ。 
- 華を去り実に就く(かをさりじつにつく)- 見かけを華やかに飾ることよりも、手堅く確実な態度を選ぶこと。 
- 帰去来(ききょらい)
- 去り跡へ行くとも死に跡へ行くな(さりあとへゆくともしにあとへゆくな)- 妻と離婚した男に嫁ぐのはいいが、妻と死別した男には嫁ぐものではないという戒め。 妻と死別した男の心には、亡き妻のよい思い出が残っていて、比較されることが多いことから。 
- 去る者は追わず(さるものはおわず)- 自分の所から去る人を引き止めないこと。 
- 去る者は追わず、来る者は拒まず(さるものはおわず、きたるものはこばまず)- 自分を信じられずに、離れて行く者を決して引き止めることはしない。自分を信じて頼ってくる者は、どんな人間でも拒まない。その人の心に任せて、決して無理強いはしないということ。 
- 去る者は日日に疎し(さるものはひびにうとし)- 死んだ人は、月日が経つとだんだんと忘れられていく。また、親しくしていた人も、遠く離れてしまうとしだいに疎遠になるということ。 
- 去る者は日々に疎し(さるものはひびにうとし)- 死んだ人は、月日が経つとだんだんと忘れられていく。また、親しくしていた人も、遠く離れてしまうとしだいに疎遠になるということ。 
- 七尺去って師の影を踏まず(しちしゃくさってしのかげをふまず)- 師につき従う時、弟子は三尺ほど後ろを歩いて、師の影を踏んではいけないということ。 弟子は師を敬い礼儀を失わないように心がけるべきであるという戒めの言葉。 「弟子七尺去って師の影を踏まず」「七尺去って師の影を踏まず(踏むな)」ともいう。 
- 弟子七尺去って師の影を踏まず(でししちしゃくさってしのかげをふまず)- 師につき従う時、弟子は三尺ほど後ろを歩いて、師の影を踏んではいけないということ。 弟子は師を敬い礼儀を失わないように心がけるべきであるという戒めの言葉。 「弟子七尺去って師の影を踏まず」「七尺去って師の影を踏まず(踏むな)」ともいう。 
- 二月は逃げて去る(にがつはにげてさる)- 正月が終わったと思っていると、二月もあっという間に終わり、すぐに三月がやってくる。二月は、まるで走って逃げるかのように早く過ぎ去るように感じるということ。 「二月」と「逃げる」の「に」を掛けて言ったもの。 「二月は逃げて去る」ともいう。 
- 母在りて一子寒く、母去りて三子寒し(ははありていっしさむく、ははさりてさんしさむし)
- 煩悩の犬は追えども去らず(ぼんのうのいぬはおえどもさらず)- いくら追い払っても離れない犬のように、煩悩というものは、人の心から離れないということ。 
- 世を去る(よをさる)- この世から去る。死ぬ。 
- 老兵は死なず、消え去るのみ(ろうへいはしなず、きえさるのみ)- 役目の終わった者は、表舞台から去るということ。敗戦後、占領指令官だったダグラス・マッカーサーが離日の際に言った言葉。 
 
         
    