縁の下の筍
ことわざ「縁の下の筍」の意味・読み方・異形などを解説します。
縁の下の筍
えんのしたのたけのこ
| 言葉 | 縁の下の筍 |
|---|---|
| 読み方 | えんのしたのたけのこ |
| 意味 | 上から押さえられて、何年たっても世間で重んじられる立場までのぼれない人をいうたとえ。
縁側の床下に生えた竹の子は、すぐ上の床板にさえぎられ、それ以上はまっすぐに伸びていけない。この竹の子の姿を、上に行けない人の身にたとえた。 ここでの縁の下は、縁側の床と地面とのあいだのすき間をさす。同じ意味で「縁の下の赤小豆」とも言う。 立場や暮らしがなかなか良くならないさまを表すうだつが上がらぬと、言い表すところはおおむね同じ。陰で人を支える縁の下の力持ちとは意味がまるで違うので、取り違えないように。 |
| 例文 | 入社して二十年、上役とそりが合わずに役職もつかないまま、縁の下の筍のような身の上だと父はこぼしている。 |
| 異形 | 縁の下の赤小豆(えんのしたのあかあずき) |
| 場面 | 地位 / 出世 |
| 使用漢字 | 縁 / 下 / 筍 / 赤 / 小 / 豆 |
「縁」を含むことわざ
- 悪縁契り深し(あくえんちぎりふかし)
- 一樹の陰一河の流れも他生の縁(いちじゅのかげいちがのながれもたしょうのえん)
- 命は義に縁りて軽し(いのちはぎによりてかるし)
- 因果は皿の縁(いんがはさらのふち)
- 因縁を付ける(いんねんをつける)
- 縁あれば千里(えんあればせんり)
- 縁起でもない(えんぎでもない)
- 縁起を祝う(えんぎをいわう)
- 縁起を担ぐ(えんぎをかつぐ)
- 縁と命は繋がれぬ(えんといのちはつながれぬ)
「下」を含むことわざ
- 敢えて天下の先とならず(あえててんかのさきとならず)
- 商い上手の仕入れ下手(あきないじょうずのしいれべた)
- 商人は腹を売り、客は下より這う(あきんどははらをうり、きゃくはしたよりはう)
- 上げたり下げたり(あげたりさげたり)
- 足下から鳥が立つ(あしもとからとりがたつ)
- 足下につけ込む(あしもとにつけこむ)
- 足下に火が付く(あしもとにひがつく)
- 足下にも及ばない(あしもとにもおよばない)
- 足下の明るいうち(あしもとのあかるいうち)
- 足下の鳥は逃げる(あしもとのとりはにげる)
「筍」を含むことわざ
- 雨後の筍(うごのたけのこ)
- 縁の下の筍(えんのしたのたけのこ)
- 筍の親勝り(たけのこのおやまさり)
- 土用の筍(どようのたけのこ)
「赤」を含むことわざ
- 赤い信女(あかいしんにょ)
- 赤い信女が子を孕む(あかいしんにょがこをはらむ)
- 赤犬が狐を追う(あかいぬがきつねをおう)
- 赤いは酒の咎(あかいはさけのとが)
- 赤くなる(あかくなる)
- 赤子のうちは七国七里の者に似る(あかごのうちはななくにななさとのものににる)
- 赤子の手を捻る(あかごのてをひねる)
- 赤子は泣き泣き育つ(あかごはなきなきそだつ)
- 赤子を裸にしたよう(あかごをはだかにしたよう)
- 赤信号が付く(あかしんごうがつく)
「小」を含むことわざ
- 愛想も小想も尽き果てる(あいそもこそもつきはてる)
- 愛は小出しにせよ(あいはこだしにせよ)
- 悪の小なるを以て之を為すなかれ(あくのしょうなるをもってこれをなすなかれ)
- 戴く物は夏も小袖(いただくものはなつもこそで)
- 一文銭も小判の端(いちもんせんもこばんのはし)
- 炒り豆と小娘はそばにあると手が出る(いりまめとこむすめはそばにあるとてがでる)
- 因果の小車(いんがのおぐるま)
- 鵜川の小鮎(うかわのこあゆ)
- 浮世は牛の小車(うきよはうしのおぐるま)
- 牛の小便(うしのしょうべん)
