上に交わりて諂わず、下に交わりて驕らず
ことわざ「上に交わりて諂わず、下に交わりて驕らず」の意味・読み方・異形などを解説します。
上に交わりて諂わず、下に交わりて驕らず
かみにまじわりてへつらわず、しもにまじわりておごらず
| 言葉 | 上に交わりて諂わず、下に交わりて驕らず |
|---|---|
| 読み方 | かみにまじわりてへつらわず、しもにまじわりておごらず |
| 意味 | 自分より立場が上の人と付き合うときもご機嫌取りをせず、立場が下の人と付き合うときもえらそうにしないこと。地位の高い低いで人への接し方を変えない態度をいう。
中国の揚雄が書いた『法言』にある言葉で、もとの文では、このあとに「そういう人ならば物事を成しとげられる」という内容の一節が続く。 「諂う」は好かれたくて相手にこびること、「驕る」は思い上がって人を見下すこと。 |
| 例文 | 社長の前でも新入社員の前でも同じ調子で話す彼女は、上に交わりて諂わず、下に交わりて驕らずを身をもって示している。 |
| 出典 | 『法言』修身 |
| 異形 | 上交諂わず下交驕らず(じょうこうへつらわずかこうおごらず) |
| 場面 | こびへつらう / 傲慢 / 公平 |
| 使用漢字 | 上 / 交 / 諂 / 下 / 驕 |
「上」を含むことわざ
- 商い上手の仕入れ下手(あきないじょうずのしいれべた)
- 上げ潮に乗る(あげしおにのる)
- 上げ膳据え膳(あげぜんすえぜん)
- 上げたり下げたり(あげたりさげたり)
- 顎が干上がる(あごがひあがる)
- 梓に上す(あずさにのぼす)
- 頭押さえりゃ尻上がる(あたまおさえりゃしりあがる)
- 頭が上がらない(あたまがあがらない)
- 頭に血が上る(あたまにちがのぼる)
- 頭の上の蠅も追われぬ(あたまのうえのはえもおわれぬ)
「交」を含むことわざ
- 交喙の嘴(いすかのはし)
- 一死一生乃ち交情を知る(いっしいっせいすなわちこうじょうをしる)
- 一戦を交える(いっせんをまじえる)
- 烏集の交わり(うしゅうのまじわり)
- 海老の鯛交じり(えびのたいまじり)
- 干戈を交える(かんかをまじえる)
- 管鮑の交わり(かんぽうのまじわり)
- 旧交を温める(きゅうこうをあたためる)
- 金石の交わり(きんせきのまじわり)
- 君子の交わりは淡きこと水のごとし(くんしのまじわりはあわきことみずのごとし)
「諂」を含むことわざ
- 上に交わりて諂わず、下に交わりて驕らず(かみにまじわりてへつらわず、しもにまじわりておごらず)
- 下いびりの上諂い(したいびりのうえへつらい)
「下」を含むことわざ
- 敢えて天下の先とならず(あえててんかのさきとならず)
- 商い上手の仕入れ下手(あきないじょうずのしいれべた)
- 商人は腹を売り、客は下より這う(あきんどははらをうり、きゃくはしたよりはう)
- 上げたり下げたり(あげたりさげたり)
- 足下から鳥が立つ(あしもとからとりがたつ)
- 足下につけ込む(あしもとにつけこむ)
- 足下に火が付く(あしもとにひがつく)
- 足下にも及ばない(あしもとにもおよばない)
- 足下の明るいうち(あしもとのあかるいうち)
- 足下の鳥は逃げる(あしもとのとりはにげる)
「驕」を含むことわざ
- 驕る平家は久しからず(おごるへいけはひさしからず)
- 驕れる者久しからず(おごれるものひさしからず)
- 上に交わりて諂わず、下に交わりて驕らず(かみにまじわりてへつらわず、しもにまじわりておごらず)
