親しき仲は遠くなる
ことわざ「親しき仲は遠くなる」の意味・読み方・異形などを解説します。
親しき仲は遠くなる
したしきなかはとおくなる
| 言葉 | 親しき仲は遠くなる |
|---|---|
| 読み方 | したしきなかはとおくなる |
| 意味 | 仲のよい相手には気を許すあまり、遠慮や礼儀をつい欠きがちになる。こうした無礼が重なると、もめごとが起きて心が離れ、近しかったはずの二人の間が、かえって遠ざかってゆくこと。
「遠くなる」とあるのは、住む所の隔たりではなく、心の距離が開くことを指す。 同じ考えに立つ句に親しき仲にも礼儀ありや親しき仲に垣をせよがある。 |
| 例文 | 幼なじみの気安さから約束を何度もすっぽかしていたら、誘いの声がかからなくなった。親しき仲は遠くなると、今になって身にしみている。 |
| 異形 | 親しき中は遠くなる(したしきなかはとおくなる) |
| 場面 | 友人 / 礼儀 / 不仲 |
| 使用漢字 | 親 / 仲 / 遠 / 中 |
「親」を含むことわざ
- いつまでもあると思うな親と金(いつまでもあるとおもうなおやとかね)
- 命の親(いのちのおや)
- 牛の小便と親の意見は長くても効かぬ(うしのしょうべんとおやのいけんはながくてもきかぬ)
- 打たれても親の杖(うたれてもおやのつえ)
- 打つも撫でるも親の恩(うつもなでるもおやのおん)
- 生みの親(うみのおや)
- 生みの親より育ての親(うみのおやよりそだてのおや)
- 老いたらんは親とせよ(おいたらんはおやとせよ)
- 大家と言えば親も同然、店子と言えば子も同然(おおやといえばおやもどうぜん、たなこといえばこもどうぜん)
- 親思う心にまさる親心(おやおもうこころにまさるおやごころ)
「仲」を含むことわざ
- 飽かぬ仲(あかぬなか)
- いい仲になる(いいなかになる)
- 親子の仲でも金銭は他人(おやこのなかでもきんせんはたにん)
- 臭い仲(くさいなか)
- 犬猿の仲(けんえんのなか)
- 死せる孔明、生ける仲達を走らす(しせるこうめい、いけるちゅうたつをはしらす)
- 親しき仲に垣をせよ(したしきなかにかきをせよ)
- 親しき仲にも礼儀あり(したしきなかにもれいぎあり)
- 仲裁は時の氏神(ちゅうさいはときのうじがみ)
- 遠くて近きは男女の仲(とおくてちかきはだんじょのなか)
「遠」を含むことわざ
- 足が遠のく(あしがとおのく)
- 中らずと雖も遠からず(あたらずといえどもとおからず)
- 犬の遠吠え(いぬのとおぼえ)
- 殷鑑遠からず(いんかんとおからず)
- 噂は遠くから(うわさはとおくから)
- 遠山の眉(えんざんのまゆ)
- 遠水、近火を救わず(えんすい、きんかをすくわず)
- 遠慮会釈もない(えんりょえしゃくもない)
- 遠慮なければ近憂あり(えんりょなければきんゆうあり)
- 遠慮は無沙汰(えんりょはぶさた)
