春秋鼎に盛んなり
ことわざ「春秋鼎に盛んなり」の意味・読み方を解説します。
春秋鼎に盛んなり
しゅんじゅうまさにさかんなり
| 言葉 | 春秋鼎に盛んなり |
|---|---|
| 読み方 | しゅんじゅうまさにさかんなり |
| 意味 | 年齢がちょうど人生の盛りにあり、心も体も力にあふれていること。若さを残しながら、一人前の大人として存分に働ける年ごろをいう。
句の中の「春秋」は年齢のこと。春と秋がくり返しめぐるうちに重ねていく年月を表す。「鼎に」は「まさに」と読み、「ちょうど今」の意味。 中国前漢の賈誼が皇帝に差し出した意見書に見える言葉。天子は年齢から見て盛りを迎えているが、そのさなかにも各地を治める王たちの中から背く者が出ている、と訴えたくだりに出る。 まだ若く、行く先に長い年月が控えている意の「春秋に富む」が将来に目を向けるのと違って、こちらは働き盛りのただ中にある今の勢いに重きを置く。 |
| 例文 | 四十二歳で就任した新しい監督は、春秋鼎に盛んなりの言葉がぴったりで、毎朝選手と一緒にグラウンドを走っている。 |
| 出典 | 『漢書』賈誼伝 |
| 場面 | 年齢・歳 / 盛んな勢い |
| 使用語彙 | 春秋 / 盛ん |
| 使用漢字 | 春 / 秋 / 鼎 / 盛 |
「春」を含むことわざ
- 一場の春夢(いちじょうのしゅんむ)
- 化して春泥と作り、更に花を護らん(かしてしゅんでいとなり、さらにはなをまもらん)
- 春宵一刻値千金(しゅんしょういっこくあたいせんきん)
- 春秋高し(しゅんじゅうたかし)
- 春秋に富む(しゅんじゅうにとむ)
- 春秋の筆法(しゅんじゅうのひっぽう)
- 春眠、暁を覚えず(しゅんみん、あかつきをおぼえず)
- 春蘭秋菊倶に廃すべからず(しゅんらんしゅうぎくともにはいすべからず)
- 時節の梅花春風を待たず(じせつのばいかしゅんぷうをまたず)
- 池塘春草の夢(ちとうしゅんそうのゆめ)
「秋」を含むことわざ
- 秋荒れ半作(あきあれはんさく)
- 秋風が立つ(あきかぜがたつ)
- 秋風と夫婦喧嘩は日が入りゃ止む(あきかぜとふうふげんかはひがいりゃやむ)
- 秋茄子は嫁に食わすな(あきなすはよめにくわすな)
- 秋の雨が降れば猫の顔が三尺になる(あきのあめがふればねこのかおがさんじゃくになる)
- 秋の入り日と年寄りはだんだん落ち目が早くなる(あきのいりひととしよりはだんだんおちめがはやくなる)
- 秋の扇(あきのおうぎ)
- 秋の鹿は笛に寄る(あきのしかはふえによる)
- 秋の空は七度半変わる(あきのそらはななたびはんかわる)
- 秋の日と娘の子はくれぬようでくれる(あきのひとむすめのこはくれぬようでくれる)
