「舌」から始まる故事・ことわざ・慣用句
「舌」から始まる故事・ことわざ・慣用句 — 11 件
舌が肥える(したがこえる)
味が良いものや質の高いものなどを食べ慣れていて、味の良し悪しに対する感覚が鋭くなること。 「舌が肥える」ともいう。
舌が回る(したがまわる)
滞ることなく滑らかに喋ること。 または、話が巧みであること。 「舌が回る」ともいう。
舌三寸に胸三寸(したさんずんにむねさんずん)
ちょっと口から出た言葉や、ふと思いついたことが、重大な事を引き起こすことがあるので、むやみに言葉にしたり行動してはいけないということ「舌三寸」はちょっとしゃべること、「胸三寸」は心の中にある考えの意。
舌足らず(したたらず)
言葉をうまく発音できないこと。また、その様子。
舌鼓を打つ(したつづみをうつ)
美味しい物を食べて満たされる様子。美味しい物を食べて舌の音を鳴らすという意味から。 「舌鼓」は「したづつみ」とも読む。
舌の剣は命を絶つ(したのつるぎはいのちをたつ)
軽率な発言は、命にかかわるような大事を引き起こすこともあるので、言葉は慎むべきであるというたとえ。
舌の根も乾かぬうち(したのねもかわかぬうち)
言葉を言い終わるか終わらないうちにということ。言い終わったそのすぐ後で、前言に反したことを言ったときに非難していう言葉。
舌は禍の根(したはわざわいのね)
言葉はわざわいを招くもとであるから、言葉は慎むべきであるというたとえ。
舌を出す(したをだす)
その人がいない所で馬鹿にしたり、笑ったりすること。 または、恥ずかしさなどを誤魔化すためにする動作。
舌を鳴らす(したをならす)
舌を打ち付けて音を出すこと。舌打ちをすること。不満や軽蔑などを隠さずに表す様子。または、美味しい食べ物を食べて満たされる様子。
舌を巻く(したをまく)
すばらしさに驚いて、非常に感心するようす。
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