「唐」を含む故事・ことわざ・慣用句 — 11 件
「唐」を含む漢字が使われている故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
売家と唐様で書く三代目(うりいえとからようでかくさんだいめ)
初代が苦労して残した財産も、三代目にもなると没落し、家を売りに出すような羽目になるが、その「売家」と書いた札の文字は唐様(中国風)でしゃれている。仕事をしないで道楽三昧をする人を皮肉ったもの。
唐物商いは千里一跳ね(からものあきないはせんりひとはね)
舶来の品を扱う商いは、当たれば一度に途方もない儲けが転がり込むということ。 「唐物」は中国渡りの品、「千里一跳ね」はひと跳びで千里を行く意。
嫌いは知らぬの唐名(きらいはしらぬのからな)
負け惜しみの強い人は「知らない」とは言いたくないので、「嫌い」と言ってごまかすというたとえ。「唐名」は、別名の意。
結構は阿呆の唐名(けっこうはあほうのからな)
角を立てまいとして何にでも頷いてしまう者は、結局は間抜けと見られ、つけこまれる。「唐名」は、言い換えた呼び名のこと。
荒唐の言(こうとうのげん)
根も葉もなく、話の構えばかりが大きい物言い。 「荒」も「唐」ももとは広くて果てしないさまをいう字で、二つ重ねてつかみどころのなさを表す。
駄賃馬に唐鞍(だちんうまにからくら)
つり合わない飾りや装いのたとえ。 つまらないものが、身分不相応に華やかに飾り立てられること。 「唐鞍」は、儀式用のきらびやかな馬具。唐風の鞍。 荷物を運ぶだけの駄賃馬に、儀式用の豪華な鞍をつけることから。
唐紙、唐紙、仮名で書け(とうし、からかみ、かなでかけ)
「唐紙」を「とうし」と読めば書画用の紙、「からかみ」と読めば襖(ふすま)のこと。このように読み方で意味の変わることばは仮名で書いたほうがよいということ。
唐人の寝言(とうじんのねごと)
何を言っているのかわからない言葉のたとえ。また、くどくどと筋の通らないことのたとえ。 「唐人」は中国人、外国人のこと。 ただでさえ言葉の違う外国人の寝言はまったくわけがわからないとの意から。
唐変木(とうへんぼく)
気の利かない人物や偏屈な人物をののしっていう語。わからずや。
牡丹に唐獅子、竹に虎(ぼたんにからじし、たけにとら)
並べて置くと互いを引き立て合う、決まり切った組み合わせのこと。片方だけでは物足りず、そろって初めて形が締まる間柄をいう。
律儀は阿呆の唐名(りちぎはあほうのからな)
実直すぎるのは、愚かなことと同じだということ。「唐名」は別名の意。
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