「汗」を含む故事・ことわざ・慣用句
「汗」を含む故事・ことわざ・慣用句の一覧です。五十音順に表示しています。
汗の結晶(あせのけっしょう)
多くの苦労や、並々ならない努力によって得られた成果のこと。
汗水垂らす(あせみずたらす)
苦労をいとわず、一生懸命に働くさま。 水のように汗が垂れるほど働くことから。
汗水流す(あせみずながす)
一生懸命に働くさま。 水のように汗が流れるほど働くことから。
汗水を流す(あせみずをながす)
一生懸命に働くさま。 水のように汗が流れるほど働くことから。
汗をかく(あせをかく)
食べ物などが古くなり腐りかけて、表面がべとつくこと。また、表面に水滴がついたりにじみ出て濡れること。
汗を流す(あせをながす)
労働や運動に一生懸命に取り組むこと。全力で当たること。
粟一粒は汗一粒(あわひとつぶはあせひとつぶ)
粟一粒の収穫には、農民の汗一粒が流されているという農家の苦労をいう言葉。
汗顔の至り(かんがんのいたり)
顔から汗がでるほど、大変恥ずかしくおもうこと。 「汗顔」は顔から汗がでるほどに恥じること。 「至り」はこの上ない状態。
汗馬の労(かんばのろう)
戦場での功績のこと。また、物事をまとめるために忙しく駆けずり回る苦労のこと。 「汗馬」は馬に汗をかかせることで、馬に汗をかかせるほどの働きとの意から。
玉の汗(たまのあせ)
玉のように吹き出る大粒の汗。
血と汗の結晶(ちとあせのけっしょう)
たいへんな苦労や努力を重ねた末に得た成果。
手に汗を握る(てにあせをにぎる)
危険な状態や緊迫したことを前にして、緊張したり、興奮したりする様子。
天才とは一パーセントの霊感と九十九パーセントの汗である(てんさいとはいちぱーせんとのれいかんときゅうじゅうきゅうぱーせんとのあせである)
額に汗する(ひたいにあせする)
頑張って仕事に取り組むこと。
冷や汗をかく(ひやあせをかく)
恥ずかしさや恐怖などによって緊張すること。
綸言汗の如し(りんげんあせのごとし)
一度出た汗が二度と体内に戻らないように、君主が一度口にした言葉は取り消したり改めたりできないということ。「綸言」は君主のことば。