「業」を含む故事・ことわざ・慣用句 — 8 件
「業」を含む漢字が使われている故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
悪業の猛火(あくごうのみょうか)
悪い行いが招く報いのすさまじさを、ごうごうと燃える炎になぞらえた言葉。その激しさは、それまでに積んできたよい行いの実りまで焼きはらってしまうほどだとされる。「悪業(あくごう)」は仏教の言葉で、のちに苦しみを招くもとになる悪い行いのこと。「猛火」はふつう「もうか」と読むが、この言葉では仏教の言葉に多い古い読み方で「みょうか」と読む。
過ちは人の常、許すは神の業(あやまちはひとのつね、ゆるすはかみのわざ)
人は誰でも過ちを犯すものなので、むやみに人を責めてはいけないということ。 「過ちは人の常、許すは神の業」ともいう。
箕裘の業(ききゅうのぎょう)
親や先祖が代々続けてきた家の仕事。また、子がその仕事を引き継ぐこと。子は親の働く姿をそばで見ながら、やさしい作業から手をつけて少しずつ腕を上げ、やがて家の仕事を任されるまでになる。その積み重ねもふくめていう。 もとになったのは『礼記』学記の一節で、腕のよい鍛冶屋の子はまず獣の皮を縫い合わせて皮の衣を仕立てることから習い、腕のよい弓作りの子はまず柳の枝をしならせて箕を編むことから習う、と述べている。どちらも親の本業とは別の物だが、手順の似た身近な物づくりから入ることで、家の技が無理なく身にそなわっていく、と教えている。 なお「箕」は、穀物をあおってもみ殻やごみを飛ばす平たいかご形の道具。「裘」は、けものの毛皮を縫って作った上着。「業」は「わざ」とも読む。略して「箕裘」、また「箕裘の遺業」ともいう。同じ字を使った四字熟語の[[箕裘之業*https://yoji.jitenon.jp/yojid/1633]]も、この『礼記』の話から来ている。
業を煮やす(ごうをにやす)
物事が思うように運ばず、腹を立てていらいらするたとえ。
至難の業(しなんのわざ)
実現できるとは思えないほどに難しいこと。
自転車操業(じてんしゃそうぎょう)
借金と返済を繰り返しながらどうにか仕事を続けること。また、そのような経営状態。 自転車は止まると倒れるということから。
創業は易く守成は難し(そうぎょうはやすくしゅせいはかたし)
事業を新しく起こすよりも、成果を守り続けていくほうが難しいということ。 「創業」は事業を新しく興すこと。 「守成」は成果を守ること。 唐の太宗が「創業と守成のどちらが難しいか」と尋ねたときに、魏徴が「守成」と答えたという故事から。
生業は草の種(なりわいはくさのたね)
食べていく手立ては、選り好みさえしなければそこらじゅうにある。 一つの道が閉じても、次の道は足元から見つかる。
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