「加」を含む故事・ことわざ・慣用句
「加」を含む故事・ことわざ・慣用句の一覧です。五十音順に表示しています。
医者の薬も匙加減(いしゃのくすりもさじかげん)
何事も加減が大事だというたとえ。 医者がどんなに良い薬を使っても、分量が適切でなければ効き目がないということ。
雪上に霜を加う(せつじょうにしもをくわう)
十分すぎるほどあるうえに、さらに同じようなものを加えること。 「雪に霜を加える」「雪の上に霜」ともいう。
手心を加える(てごころをくわえる)
相手や事情などを考慮に入れて寛大な処置をすること。手加減をすること。
手を加える(てをくわえる)
作品などをよりよくするために修正したり、補ったりすること。手を入れる。
馬齢を加える(ばれいをくわえる)
特に大きな成果や変化なく年齢が増えていくことを謙遜していう言葉。 ここでの「馬齢」は、自分の年齢をへりくだっていう語。 「馬齢を加える」ともいう。
斧鉞を加える(ふえつをくわえる)
文章に手を加えて直すこと。添削すること。 「斧鉞」は斧(おの)と鉞(まさかり)のこと。 斧や鉞で削るとの意から。
筆を加える(ふでをくわえる)
文章の足りない部分を書き足したり、不要な部分を取り除いたりすること。添削すること。
雪に霜を加える(ゆきにしもをくわえる)
十分すぎるほどあるうえに、さらに同じようなものを加えること。 「雪に霜を加える」「雪の上に霜」ともいう。