蜘蛛は大風が吹く前に巣をたたむ
ことわざ「蜘蛛は大風が吹く前に巣をたたむ」の意味・読み方・異形などを解説します。
蜘蛛は大風が吹く前に巣をたたむ
くもはおおかぜがふくまえにすをたたむ
| 言葉 | 蜘蛛は大風が吹く前に巣をたたむ |
|---|---|
| 読み方 | くもはおおかぜがふくまえにすをたたむ |
| 意味 | 危ない目にあう前にその気配を感じ取り、身を守る備えを早めに整えておくことを、蜘蛛の習性に重ねて表したもの。
強い風が近づくのを蜘蛛は生まれつき感じ取れるので、吹き荒れる前に自分の巣を片づけてしまう、と昔から伝わる話にもとづく。 後ろに「狐は雨の降る前に穴を塞ぐ」を付けて、二つの句をひと続きにして言い表す形もある。 前もって用意しておく大切さをいう点では転ばぬ先の杖と近い。 |
| 例文 | 蜘蛛は大風が吹く前に巣をたたむというから、台風が来る前に庭の植木鉢を家の中にしまっておこう。 |
| 異形 | 蜘蛛は大風の吹く前に巣をたたむ(くもはおおかぜのふくまえにすをたたむ) |
| 場面 | 虫 / 早めに手を打つ |
| 使用漢字 | 蜘 / 蛛 / 大 / 風 / 吹 / 前 / 巣 |
「蜘」を含むことわざ
- 蜘蛛の子を散らす(くものこをちらす)
- 蜘蛛の巣で石を吊る(くものすでいしをつる)
- 蜘蛛は大風が吹く前に巣をたたむ(くもはおおかぜがふくまえにすをたたむ)
- 平蜘蛛のよう(ひらぐものよう)
「蛛」を含むことわざ
- 蜘蛛の子を散らす(くものこをちらす)
- 蜘蛛の巣で石を吊る(くものすでいしをつる)
- 蜘蛛は大風が吹く前に巣をたたむ(くもはおおかぜがふくまえにすをたたむ)
- 平蜘蛛のよう(ひらぐものよう)
「大」を含むことわざ
- 諍いをしいしい腹を大きくし(いさかいをしいしいはらをおおきくし)
- 一滴舌上に通じて、大海の塩味を知る(いってきぜつじょうにつうじて、たいかいのえんみをしる)
- 犬になるなら大家の犬になれ(いぬになるならおおやのいぬになれ)
- 井の中の蛙大海を知らず(いのなかのかわずたいかいをしらず)
- 上を下への大騒ぎ(うえをしたへのおおさわぎ)
- 独活の大木(うどのたいぼく)
- 瓜の皮は大名に剝かせよ、柿の皮は乞食に剝かせよ(うりのかわはだいみょうにむかせよ、かきのかわはこじきにむかせよ)
- 江戸っ子の往き大名帰り乞食(えどっこのゆきだいみょうかえりこじき)
- 江戸は八百八町、大坂は八百八橋(えどははっぴゃくやちょう、おおさかははっぴゃくやばし)
- お家の一大事(おいえのいちだいじ)
「風」を含むことわざ
- 秋風が立つ(あきかぜがたつ)
- 秋風と夫婦喧嘩は日が入りゃ止む(あきかぜとふうふげんかはひがいりゃやむ)
- 商人と屏風は直ぐには立たぬ(あきんどとびょうぶはすぐにはたたぬ)
- 朝風呂丹前長火鉢(あさぶろたんぜんながひばち)
- 明日は明日の風が吹く(あしたはあしたのかぜがふく)
- あったら口に風邪をひかす(あったらくちにかぜをひかす)
- 網の目に風たまらず(あみのめにかぜたまらず)
- 網の目に風たまる(あみのめにかぜたまる)
- 雨塊を破らず、風枝を鳴らさず(あめつちくれをやぶらず、かぜえだをならさず)
- 雨に沐い風に櫛る(あめにかみあらいかぜにくしけずる)
「吹」を含むことわざ
- 秋風が吹く(あきかぜがふく)
- 明日は明日の風が吹く(あしたはあしたのかぜがふく)
- 羹に懲りて膾を吹く(あつものにこりてなますをふく)
- 阿波に吹く風は讃岐にも吹く(あわにふくかぜはさぬきにもふく)
- 泡を吹かせる(あわをふかせる)
- 息を吹き返す(いきをふきかえす)
- 江戸っ子は五月の鯉の吹き流し(えどっこはさつきのこいのふきながし)
- 大風の吹いたあと(おおかぜのふいたあと)
- 臆病風に吹かれる(おくびょうかぜにふかれる)
- 同い年夫婦は火吹く力もない(おないどしみょうとはひふくちからもない)
「前」を含むことわざ
- 相手変われど手前変わらず(あいてかわれどてまえかわらず)
- 朝風呂丹前長火鉢(あさぶろたんぜんながひばち)
- 朝飯前(あさめしまえ)
- 朝飯前のお茶漬け(あさめしまえのおちゃづけ)
- 荒馬の轡は前から(あらうまのくつわはまえから)
- 嵐の前の静けさ(あらしのまえのしずけさ)
- 稲荷の前の昼盗人(いなりのまえのひるぬすびと)
- 命は風前の灯の如し(いのちはふうぜんのともしびのごとし)
- 後ろ千両前一文(うしろせんりょうまえいちもん)
- 後ろに柱前に酒(うしろにはしらまえにさけ)
