高明の家、鬼その室を瞰う
ことわざ「高明の家、鬼その室を瞰う」の意味・読み方を解説します。
高明の家、鬼その室を瞰う
こうめいのいえ、きそのしつをうかがう
| 言葉 | 高明の家、鬼その室を瞰う |
|---|---|
| 読み方 | こうめいのいえ、きそのしつをうかがう |
| 意味 | 富と高い身分を手にして栄えている家は、目に見えない神や霊(鬼神)に憎まれ、災いを下そうとすきをうかがわれる。富や地位をきわめると、かえって身に危険がおよびやすくなるということ。
「高明」は、富み栄えて位の高いこと。「瞰う」は、上からじっとのぞきこむこと。 前漢の揚雄が書き残した文章「解嘲」の一節「高明之家、鬼瞰其室」による。この句の前後には、勢いの盛んなものはやがて消え、欲張って奪い合う者は滅び、口をつぐんで控えめに身を守る者が生き残る、という考えが示されている。 |
| 例文 | 商売で大もうけした祖父は高明の家、鬼その室を瞰うが口ぐせで、家を建て替えても派手な暮らしはしなかった。 |
| 出典 | 揚雄「解嘲」 |
| 場面 | 災難に逢う / 嫉妬 |
| 使用漢字 | 高 / 明 / 家 / 鬼 / 室 / 瞰 |
「高」を含むことわざ
- 空樽は音が高い(あきだるはおとがたかい)
- 家の高いより床の高いがよい(いえのたかいよりゆかのたかいがよい)
- 急がば高火(いそがばたかび)
- 一文高の世の中(いちもんだかのよのなか)
- 王侯に事えずその事を高尚にす(おうこうにつかえずそのことをこうしょうにす)
- お高くとまる(おたかくとまる)
- 隠密の沙汰は高く言え(おんみつのさたはたかくいえ)
- 癇が高ぶる(かんがたかぶる)
- 勘定高い(かんじょうだかい)
- 気位が高い(きぐらいがたかい)
「明」を含むことわざ
- 明かりが立つ(あかりがたつ)
- 明るけりゃ月夜だと思う(あかるけりゃつきよだとおもう)
- 明るみに出る(あかるみにでる)
- 明けた日は暮れる(あけたひはくれる)
- 明けても暮れても(あけてもくれても)
- 明けない夜はない(あけないよるはない)
- 明後日紺屋に今晩鍛冶屋(あさってこうやにこんばんかじや)
- 明後日の方(あさってのほう)
- 明日は明日の風が吹く(あしたはあしたのかぜがふく)
- 足下の明るいうち(あしもとのあかるいうち)
「家」を含むことわざ
- 空き家で声嗄らす(あきやでこえからす)
- 空き家の雪隠(あきやのせっちん)
- 家鴨の火事見舞い(あひるのかじみまい)
- 家鴨の脚絆(あひるのきゃはん)
- 家鴨も鴨の気位(あひるもかものきぐらい)
- 家売れば釘の価(いえうればくぎのあたい)
- 家柄より芋茎(いえがらよりいもがら)
- 家給し人足る(いえきゅうしひとたる)
- 家に杖つく(いえにつえつく)
- 家に無くてならぬものは上がり框と女房(いえになくてならぬものはあがりがまちとにょうぼう)
「鬼」を含むことわざ
- 明日の事を言えば鬼が笑う(あすのことをいえばおにがわらう)
- 天の邪鬼(あまのじゃく)
- 異域の鬼となる(いいきのおにとなる)
- 恐れ入谷の鬼子母神(おそれいりやのきしもじん)
- 鬼が住むか蛇が住むか(おにがすむかじゃがすむか)
- 鬼が出るか蛇が出るか(おにがでるかじゃがでるか)
- 鬼が笑う(おにがわらう)
- 鬼瓦にも化粧(おにがわらにもけしょう)
- 鬼に金棒(おににかなぼう)
- 鬼に瘤を取られる(おににこぶをとられる)
「室」を含むことわざ
- 高明の家、鬼その室を瞰う(こうめいのいえ、きそのしつをうかがう)
- 芝蘭の室に入るが如し(しらんのしつにいるがごとし)
- 堂に升りて室に入らず(どうにのぼりてしつにいらず)
「瞰」を含むことわざ
- 高明の家、鬼その室を瞰う(こうめいのいえ、きそのしつをうかがう)
