此処を踏んだら彼所が上がる
ことわざ「此処を踏んだら彼所が上がる」の意味・読み方・異形などを解説します。
此処を踏んだら彼所が上がる
ここをふんだらあちらがあがる
| 言葉 | 此処を踏んだら彼所が上がる |
|---|---|
| 読み方 | ここをふんだらあちらがあがる |
| 意味 | ここを踏みつけると、向こう側がはね上がる。そんなふうに、世の中の物事はどこかで結びついていて、一つに手を加えれば、離れたところにもその結果が及んでくるということ。
また、片方を立てると別の方に不都合が生じ、どれもこれも満足のいく形にするのはとても難しい、という時にも口にする。 似たことわざに「あちら立てればこちらが立たぬ」がある。 |
| 例文 | 人手を営業に回したら、今度は工場の作業が遅れはじめた。まさに此処を踏んだら彼所が上がるで、どこかに無理が出てしまう。 |
| 異形 | 此処を踏んだら彼所が上がる(ここをふんだらあそこがあがる) |
| 場面 | 両立しない |
| 使用漢字 | 此 / 処 / 踏 / 彼 / 所 / 上 |
「此」を含むことわざ
- 彼方立てれば此方が立たぬ(あちらたてればこちらがたたぬ)
- 彼も一時、此れも一時(かれもいちじ、これもいちじ)
- 此処で会ったが百年目(ここであったがひゃくねんめ)
- 此処ばかりに日は照らぬ(ここばかりにひはてらぬ)
- 此処までお出で、甘酒進じょ(ここまでおいで、あまざけしんじょ)
- 此処を先途と(ここをせんどと)
- 此の親にしてこの子あり(このおやにしてこのこあり)
「処」を含むことわざ
- 何処ともなく(いずこともなく)
- 錐の嚢中に処るが如し(きりののうちゅうにおるがごとし)
- 現世安穏、後生善処(げんぜあんのん、ごしょうぜんしょ)
- 此処で会ったが百年目(ここであったがひゃくねんめ)
- 此処ばかりに日は照らぬ(ここばかりにひはてらぬ)
- 此処までお出で、甘酒進じょ(ここまでおいで、あまざけしんじょ)
- 此処を先途と(ここをせんどと)
- 首足処を異にす(しゅそくところをことにす)
- 蝨は頭に処りて黒し(しらみはかしらにおりてくろし)
- 身首処を異にす(しんしゅところをことにす)
「踏」を含むことわざ
- 足の踏み場もない(あしのふみばもない)
- 足踏みをする(あしぶみをする)
- 足を踏み入れる(あしをふみいれる)
- 危うきこと虎の尾を踏むが如し(あやうきこととらのおをふむがごとし)
- 一歩を踏み出す(いっぽをふみだす)
- 韻を踏む(いんをふむ)
- 牛にも馬にも踏まれず(うしにもうまにもふまれず)
- お百度を踏む(おひゃくどをふむ)
- 影踏むばかり(かげふむばかり)
- 堅き氷は霜を踏むより至る(かたきこおりはしもをふむよりいたる)
「彼」を含むことわざ
- 彼方立てれば此方が立たぬ(あちらたてればこちらがたたぬ)
- 暑さ寒さも彼岸まで(あつささむさもひがんまで)
- 彼も一時、此れも一時(かれもいちじ、これもいちじ)
- 彼も人なり、予も人なり(かれもひとなり、われもひとなり)
- 彼を知り己を知れば百戦殆うからず(かれをしりおのれをしればひゃくせんあやうからず)
- 何や彼や(なにやかや)
- 二十過ぎての意見と彼岸過ぎての肥はきかぬ(はたちすぎてのいけんとひがんすぎてのこえはきかぬ)
- 彼岸過ぎての麦の肥、三十過ぎての男に意見(ひがんすぎてのむぎのこえ、さんじゅうすぎてのおとこにいけん)
「所」を含むことわざ
- 危ない所に登らねば熟柿は食えぬ(あぶないところにのぼらねばじゅくしはくえぬ)
- 余す所なく(あますところなく)
- 過ちは好む所にあり(あやまちはこのむところにあり)
- 意志のある所には道がある(いしのあるところにはみちがある)
- 痛い所をつく(いたいところをつく)
- 一町に三所(いっちょうにみところ)
- 犬になるとも大所の犬になれ(いぬになるともおおどこのいぬになれ)
- 意のある所(いのあるところ)
- 柄のない所に柄をすげる(えのないところにえをすげる)
- 選ぶ所がない(えらぶところがない)
