「ちゅ」から始まる故事・ことわざ・慣用句
「ちゅ」から始まる故事・ことわざ・慣用句 — 15 件
注意を引く(ちゅういをひく)
人々の注意や関心をこちらに向けさせる。
忠言、耳に逆らう(ちゅうげん、みみにさからう)
忠告の言葉は耳が痛く、素直に聞き入れられにくいということ。
中原に鹿を逐う(ちゅうげんにしかをおう)
地位や権力を得ようとして争うこと。 「鹿」は帝位の意。転じて、地位や権力のこと。 帝位を得ようとして争うとの意から。 「中原に鹿を逐う」「[[逐鹿*https://kokugo.jitenon.jp/word/p32413]]」ともいう。
仲裁は時の氏神(ちゅうさいはときのうじがみ)
争いごとの仲裁をしてくれる人は氏神様のようにありがたいものなので、その仲裁に従うのがよいということ。 「挨拶」は仲裁の意味。 「仲裁は時の氏神」ともいう。
籌策を帷幄の中に運らし、勝ちを千里の外に決す(ちゅうさくをいあくのなかにめぐらし、かちをせんりのほかにけっす)
計画や戦略の巧妙なことのたとえ。 「籌」は計略、「帷幄」は幕を張りめぐらした本陣、「千里の外」は遠い場所のこと。 本陣で計略を練り、遠く離れた戦場で勝利するとの意から。 「籌策を帷幄の中に運らし、勝ちを千里の外に決す」ともいう。
忠臣は二君に仕えず(ちゅうしんはにくんにつかえず)
忠義を重んじる臣下は、その生涯でただ一人の主君にしか仕えないということ。
柱石(ちゅうせき)
国家や組織などを支える重要な人物のこと。 柱と土台石が建物を支える重要な部分であることから。
忠ならんと欲すれば孝ならず、孝ならんと欲すれば忠ならず(ちゅうならんとほっすればこうならず、こうならんとほっすればちゅうならず)
主君に忠義を尽くそうとすれば親に逆らうこととなり孝行できず、親に孝行しようとすれば主君に背くことになり不忠となる。大切な二つのものの板ばさみになって進退きわまった状態のたとえ。平重盛が、父の清盛と朝廷との間で苦悩したときの言葉。
宙に浮く(ちゅうにうく)
計画などが途中で止まって終わりが見えなくなること。
宙に迷う(ちゅうにまよう)
物事が途中で止まって終わりが分からなくなること。
注目を浴びる(ちゅうもくをあびる)
世間の人々から意識を向けられること。関心を集めること。
注文を付ける(ちゅうもんをつける)
自分の希望などをうるさく言うこと。
昼夜を分かたず(ちゅうやをわかたず)
休まずに物事を行う様子。絶えず。 「昼夜を舎(お)かず」ともいう。
中流に船を失えば一瓢も千金(ちゅうりゅうにふねをうしなえばいっぴょうもせんきん)
つまらないものでも、場合によってはとても価値があるというたとえ。 流れの真ん中で船を失ったときには、ひょうたん一個でも浮き袋の代わりになるとの意から。
宙を飛ぶ(ちゅうをとぶ)
空を飛ぶかのように、非常に速く走ること。
故事・ことわざ・慣用句一覧
- /
- 1ページ
- 全1件