「並」を含む故事・ことわざ・慣用句
「並」を含む故事・ことわざ・慣用句の一覧です。五十音順に表示しています。
足並みが揃う(あしなみがそろう)
多くの人の考え方や意見、方針が一致して、同じ行動をとる。
足並みを揃える(あしなみをそろえる)
多くの人の考え方や意見、方針が一致して、同じ行動をとる。
嘘八百を並べる(うそはっぴゃくをならべる)
やたらに嘘をつくこと。また、まったくのでたらめであること。「八百」は数が多いことの意。
肩を並べる(かたをならべる)
横に並ぶこと。また、実力や地位が対等の位置に立つこと。
雁首を並べる(がんくびをならべる)
その場に関係者が集まる様子。 「雁首」は人の首や頭の俗称。
御託を並べる(ごたくをならべる)
自分勝手なことをもったいぶって、あれこれ言い立てること。「御託」は「御託宣」の略で、神のお告げ。転じて、偉そうにもったいぶって言うこと。
貞女は二夫を並べず(ていじょはじふをならべず)
貞淑な女性は夫が亡くなっても、再び他の夫をもつことはしないということ。 「じふ」は「にふ」ともいう。 また、「貞女は両夫に見えず」「貞女は二夫を更めず」「貞女は二夫を並べず」などともいう。
手前味噌を並べる(てまえみそをならべる)
あれこれと自慢すること。 「手前味噌」は自分で作った味噌のこと。 自分の作った味噌を周りに自慢することから。 単に「[[手前味噌*https://yoji.jitenon.jp/yojic/1182.html]]」ともいう。
並ぶ者がない(ならぶものがない)
一番優れていて、その人に匹敵する者がいないということ。
能書きを並べる(のうがきをならべる)
自らの長所や得意とすることなどをあれこれと並べたてること。 「能書き」は、薬などの効能を記載した効能書きのこと。
軒を並べる(のきをならべる)
ぎっしりと家が立ち並んでいるさま。
枕を並べる(まくらをならべる)
同じ場所で並んで寝る。
枕を並べる(まくらをならべる)
いっしょに失敗する。また、戦場でいっしょに倒れる。
両雄並び立たず(りょうゆうならびたたず)
同程度の力を持つ二人の英雄は、必ずどちらかが倒れるまで争うので、共存することは出来ないというたとえ。