「湧」を含む故事・ことわざ・慣用句
「湧」を含む故事・ことわざ・慣用句の一覧です。五十音順に表示しています。
男鰥に蛆が湧き、女寡に花が咲く(おとこやもめにうじがわき、おんなやもめにはながさく)
妻のいない男は身の回りの世話をしてくれる人がいなくなり不潔な生活になりがちなのに対し、未亡人は、夫にわずらわされることがなくなり、自分の身を美しく清潔に出来るので、世間の男にもてはやされ華やかだということ。
金は湧き物(かねはわきもの)
金は思いがけなく入ってくることもあるから、金がなくてもくよくよするなということ。
地から湧いたよう(ちからわいたよう)
今まで影も形もなかったものが、急に現れるさま。
血湧き肉躍る(ちわきにくおどる)
戦闘や勝負などの前に高揚して全身に力が満ちる様子。
天から降ったか地から湧いたか(てんからふったかちからわいたか)
それまでなかったものがいきなり現れて不可解な様子。
降って湧く(ふってわく)
物事が突然起こる。思いがけないときにあらわれる。