「魂」を含む故事・ことわざ・慣用句
「魂」を含む故事・ことわざ・慣用句の一覧です。五十音順に表示しています。
一寸の虫にも五分の魂(いっすんのむしにもごぶのたましい)
どんなに小さくて弱いものにも、それ相応の意地や考えがあるので侮ってはいけないということ。 わずか一寸の虫でもからだ半分の五分の魂があるとの意から。
鏡は女の魂(かがみはおんなのたましい)
鏡は女にとって魂といえるほど大切なものだということ。
精魂を傾ける(せいこんをかたむける)
一つの物事に全力で取り組むこと。
魂が抜ける(たましいがぬける)
気力がなくなること。
魂を入れ替える(たましいをいれかえる)
反省して心を入れ替える。過去の非を悔いて心を改める。
魂を消す(たましいをけす)
とてもさびしい思いをすること。心からさびしく思うこと。 または、非常に驚きおそれること。肝を冷やす。
魂を冷やす(たましいをひやす)
非常に驚きおそれる。肝を冷やす。
仏造って魂入れず(ほとけつくってたましいいれず)
ほとんど仕上がっているのに、肝心な部分が抜け落ちていること。 仏像を作っても、魂を入れ忘れるとの意から。
三つ子の魂百まで(みつごのたましいひゃくまで)
幼い時の性格は、年をとっても変わらないということ。