黄金の釜を掘り出したよう
ことわざ「黄金の釜を掘り出したよう」の意味・読み方・異形などを解説します。
黄金の釜を掘り出したよう
こがねのかまをほりだしたよう
| 言葉 | 黄金の釜を掘り出したよう |
|---|---|
| 読み方 | こがねのかまをほりだしたよう |
| 意味 | まるで予期しない幸運にめぐり合って、喜ぶさまのたとえ。
古い中国の話にちなむ。後漢の時代、郭巨という人(読みは、かくきょ)は家がまずしく、母に食べ物を十分にあげられなかった。そこで、食べる者を一人へらそうと、わが子を土に埋める覚悟で穴を掘りはじめた。すると、こがね(金)でできた釜(ご飯をたく道具)が土の中から姿を見せたという。郭巨は、親孝行の手本とされる「二十四孝」に数えられる人物である。 「掘りだしたよう」とも書く。思わぬ幸せが舞いこむ意味の棚から牡丹餅も、この句に近い。 |
| 例文 | 応募したことさえ忘れていた懸賞で家族旅行が当たり、母は黄金の釜を掘り出したような喜びようだった。 |
| 異形 | 黄金の釜を掘りだしたよう(こがねのかまをほりだしたよう) |
| 場面 | 意外性 / 幸運 |
| 使用漢字 | 黄 / 金 / 釜 / 掘 / 出 |
「黄」を含むことわざ
- 黄牛に腹突かれる(あめうしにはらつかれる)
- 砂に黄金、泥に蓮(いさごにこがね、でいにはちす)
- 黄色い声(きいろいこえ)
- 嘴が黄色い(くちばしがきいろい)
- 口脇黄ばむ(くちわききばむ)
- 黄口(こうこう)
- 黄泉の客(こうせんのきゃく)
- 口中の雌黄(こうちゅうのしおう)
- 黄白(こうはく)
- 黄粱の夢(こうりょうのゆめ)
「金」を含むことわざ
- 愛想づかしも金から起きる(あいそづかしもかねからおきる)
- 朝の果物は金(あさのくだものはきん)
- 麻を荷って金を捨てる(あさをになってかねをすてる)
- 値千金(あたいせんきん)
- 阿弥陀の光も金次第(あみだのひかりもかねしだい)
- 有り金をはたく(ありがねをはたく)
- ありそうでないのが金(ありそうでないのがかね)
- 有るは借銭、無いは金(あるはしゃくせん、ないはかね)
- 砂に黄金、泥に蓮(いさごにこがね、でいにはちす)
- 石部金吉鉄兜(いしべきんきちかなかぶと)
「釜」を含むことわざ
- 後釜に据える(あとがまにすえる)
- 後釜に座る(あとがまにすわる)
- 魚の釜中に遊ぶが如し(うおのふちゅうにあそぶがごとし)
- 御釜が割れる(おかまがわれる)
- 御釜を起こす(おかまをおこす)
- 同じ釜の飯を食う(おなじかまのめしをくう)
- 金の茶釜が七つもあるよう(きんのちゃがまがななつもあるよう)
- 三釜の養(さんぷのよう)
- 地獄の釜の蓋が開く(じごくのかまのふたがあく)
- 地獄の釜の蓋も開く(じごくのかまのふたもあく)
「掘」を含むことわざ
- 穴を掘って言い入れる(あなをほっていいいれる)
- 蟹は甲羅に似せて穴を掘る(かにはこうらににせてあなをほる)
- 大工の掘っ立て(だいくのほったて)
- 灯心で竹の根を掘る(とうしんでたけのねをほる)
- 根掘り葉掘り(ねほりはほり)
- 針で掘って鍬で埋める(はりでほってくわでうめる)
- 墓穴を掘る(ぼけつをほる)
