大工の掘っ立てとは
大工の掘っ立て
だいくのほったて
言葉 | 大工の掘っ立て |
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読み方 | だいくのほったて |
意味 | 人の世話ばかりしていて、自身のことには手が回らなかったり、無関心であったりすることのたとえ。
他人のために立派な家を建てる大工が自分は粗末な掘っ立て小屋に住んでいるとの意から。 |
場面用途 | 無関心・他人事 |
使用語彙 | 掘っ立て |
使用漢字 | 大 / 工 / 掘 / 立 |
「大」を含むことわざ
- 阿保の大食い(あほのおおぐい)
- 諍いをしいしい腹を大きくし(いさかいをしいしいはらをおおきくし)
- 一木いずくんぞ能く大廈を支えん(いちぼくいずくんぞよくたいかをささえん)
- 一木大廈の崩るるを支うる能わず(いちぼくたいかのくずるるをささうるあたわず)
- 井の中の蛙大海を知らず(いのなかのかわずたいかいをしらず)
- 上を下への大騒ぎ(うえをしたへのおおさわぎ)
- 独活の大木(うどのたいぼく)
- 独活の大木柱にならぬ(うどのたいぼくはしらにならぬ)
- 瓜の皮は大名に剝かせよ、柿の皮は乞食に剝かせよ(うりのかわはだいみょうにむかせよ、かきのかわはこじきにむかせよ)
- 江戸っ子の往き大名還り乞食(えどっこのゆきだいみょうかえりこじき)
「工」を含むことわざ
- 一工面、二働き(いちくめん、にはたらき)
- 細工は流々、仕上げをご覧じろ(さいくはりゅうりゅう、しあげをごろうじろ)
- 細工は流流、仕上げをご覧じろ(さいくはりゅうりゅう、しあげをごろうじろ)
- 細工貧乏人宝(さいくびんぼうひとだから)
- 七細工八貧乏(しちざいくはちびんぼう)
- 七細工八貧乏(しちざいくやびんぼう)
- 八細工七貧乏(はちざいく、しちびんぼう)
- 良工は材を択ばず(りょうこうはざいをえらばず)
「掘」を含むことわざ
- 穴を掘って言い入れる(あなをほっていいいれる)
- 蟹は甲羅に似せて穴を掘る(かにはこうらににせてあなをほる)
- 灯心で竹の根を掘る(とうしんでたけのねをほる)
- 根掘り葉掘り(ねほりはほり)
- 針で掘って鍬で埋める(はりでほってくわでうめる)
- 墓穴を掘る(ぼけつをほる)