今生の別れ
ことわざ「今生の別れ」の意味・読み方・異形などを解説します。
今生の別れ
こんじょうのわかれ
| 言葉 | 今生の別れ |
|---|---|
| 読み方 | こんじょうのわかれ |
| 意味 | 生きている間に再び顔を合わせるのは、もうかなわない別れ。相手か自分の死によって引き離されることや、もう会えないと覚悟して交わす別れをいう。
「今生」は、命のある今の世を指す。 「今生の暇乞い」ともいう。「暇乞い」は、去り際にさよならを言うこと。 出会いがあればいずれ別れも来ると説く句に逢うは別れの始めがある。 |
| 例文 | 入院していた祖父と病室で交わした握手が、今生の別れになるとは思いもしなかった。 |
| 異形 | 今生の暇乞い(こんじょうのいとまごい) |
| 場面 | 死亡 / 別れる |
| 使用語彙 | 今生 / 暇乞い |
| 使用漢字 | 今 / 生 / 別 / 暇 / 乞 |
「今」を含むことわざ
- 明後日紺屋に今晩鍛冶屋(あさってこうやにこんばんかじや)
- 明日食う塩辛に今日から水を飲む(あすくうしおからにきょうからみずをのむ)
- 明日の百より今日の五十(あすのひゃくよりきょうのごじゅう)
- 謂う勿れ、今日学ばずして来日ありと(いうなかれ、こんにちまなばずしてらいじつありと)
- 言うまいと思えど今朝の寒さかな(いうまいとおもえどけさのさむさかな)
- 医者の只今(いしゃのただいま)
- 今か今か(いまかいまか)
- 今でこそ(いまでこそ)
- 今泣いた烏がもう笑う(いまないたからすがもうわらう)
- 今に始まったことではない(いまにはじまったことではない)
「生」を含むことわざ
- 諦めは心の養生(あきらめはこころのようじょう)
- 徒花に実は生らぬ(あだばなにみはならぬ)
- 生き馬の目を抜く(いきうまのめをぬく)
- 生き肝を抜く(いきぎもをぬく)
- 生きた心地もしない(いきたここちもしない)
- 生きた空もない(いきたそらもない)
- 生き血を吸う(いきちをすう)
- 生きている犬は死んだライオンに勝る(いきているいぬはしんだらいおんにまさる)
- 生きとし生けるもの(いきとしいけるもの)
- 生き二両に死に五両(いきにりょうにしにごりょう)
「別」を含むことわざ
- 逢うは別れの始め(あうはわかれのはじめ)
- 飽かぬ別れ(あかぬわかれ)
- 言うと行うとは別問題である(いうとおこなうとはべつもんだいである)
- 思うに別れて思わぬに添う(おもうにわかれておもわぬにそう)
- 笠の台の生き別れ(かさのだいのいきわかれ)
- 鎹分別(かすがいふんべつ)
- 恋に上下の差別なし(こいにじょうげのさべつなし)
- 虚仮の後分別(こけのあとふんべつ)
- 酒に別腸あり(さけにべつちょうあり)
- 四鳥の別れ(しちょうのわかれ)
「暇」を含むことわざ
- 応接に暇あらず(おうせつにいとまあらず)
- 疾雷耳を掩うに暇あらず(しつらいみみをおおうにいとまあらず)
- 寸暇を惜しむ(すんかをおしむ)
- 席暖まるに暇あらず(せきあたたまるにいとまあらず)
- 盗人の暇はあれども守り手の暇は無い(ぬすびとのひまはあれどもまもりてのひまはない)
- 暇に飽かす(ひまにあかす)
- 暇ほど毒なものはない(ひまほどどくなものはない)
- 暇を出す(ひまをだす)
- 暇を潰す(ひまをつぶす)
- 暇を取る(ひまをとる)
