「きか」から始まる故事・ことわざ・慣用句一覧
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ことわざ一覧
気が合う(きがあう)
互いに物事の考え方や感じ方、好みなどが似ていて付き合いやすいこと。
気が多い(きがおおい)
多方面に興味や関心を持ち、移り気であるさま。
気が大きい(きがおおきい)
細かいことを気にせず、度量が大きいこと。
奇貨、居くべし(きか、おくべし)
絶好の機会は、逃さずうまく利用せよということ。 秦の国の相となった呂不韋がまだ若くて商人だった頃、趙の人質となっていた太子の子、子楚を助けて将来うまく利用しようと「此れ奇貨居くべし」と言った故事にもとづく。 「奇貨」は珍しい品物、「居く」は蓄えるの意。
気が置けない(きがおけない)
気兼ねや遠慮の必要がなく親しく付き合えるようす。
気が重い(きがおもい)
心に負担を感じて気持ちが沈むさま。
幾何学に王道なし(きかがくにおうどうなし)
学問というものは、積み重ねて学んでいかなければならないもので、簡単に身につける安易な方法はないということ。 「王道」は、王様のための特別な道、転じて近道や安易な道のこと。 エジプト王が数学者のユークリッドに幾何学を簡単に学ぶ方法を尋ねたとき、ユークリッドは「幾何学に王道なし」と答えたという故事から。
気が利きすぎて間が抜ける(きがききすぎてまがぬける)
気を利かせすぎて、肝心なところが抜けているということ。
気が利く(きがきく)
細かなところまで注意が行き届いていて、臨機応変な対応ができること。
気が気でない(きがきでない)
とても気になって落ち着かないさま。
気が腐る(きがくさる)
気になることがあって気分が晴れないさま。
気が差す(きがさす)
自分の言動や行動が気になって、後ろめたい気持ちになること。
気が沈む(きがしずむ)
気になることがあって気分が晴れないさま。
気が知れない(きがしれない)
相手の考えや気持ちが理解できない。どんなつもりでいるのかわからない。
気が進まない(きがすすまない)
自ら積極的に何かをしようという気持ちにならないこと。
気が済む(きがすむ)
心の負担や不満などがなくなり、気持ちが落ち着くこと。
気が急く(きがせく)
物事を早く進めようとしたり、急がなければいけないと思ったりして、気持ちが落ち着かないさま。
気が立つ(きがたつ)
感情が高ぶって、興奮したりいらいらしたりするさま。
気が散る(きがちる)
他の事が気になって、ひとつのことに集中できなくなるさま。
気が付く(きがつく)
細かなところまで注意が行きとどくこと。
気が詰まる(きがつまる)
その場の雰囲気などが窮屈に感じ、重苦しい気持ちになること。
気が強い(きがつよい)
気性が激しく、自分の主張を変えないさま。
気が咎める(きがとがめる)
自分の言動や行動にやましさを感じ、申し訳ない気分になること。
気が長い(きがながい)
気持ちがのんびりとしていて、焦ることがない様子。
気が抜ける(きがぬける)
緊張感がなくなってぼんやりすること。 また、炭酸飲料などの風味が失われること。
聞かぬ事は後学にならず(きかぬことはこうがくにならず)
どんなことでも聞いておかなければ将来のための教養にならないということ。
気が乗らない(きがのらない)
それをしたいという気持ちにならないこと。また、興味が湧かないこと。
気が乗る(きがのる)
それをやろうという気持ちになること。
気が弾む(きがはずむ)
楽しいことや嬉しいことがあって、気持ちがうきうきすること。 「気が弾む」ともいう。
気が早い(きがはやい)
せっかちな様子。急いで物事をおこなう様子。
気が張る(きがはる)
緊張して心にゆとりがなくなる状態のこと。
気が引ける(きがひける)
自分の言動や行動にやましさを感じ、気後れすること。
気が塞ぐ(きがふさぐ)
憂鬱な気持ちになる。
気が触れる(きがふれる)
精神の状態がおかしくなること。
気が紛れる(きがまぎれる)
何か他のことをすることで、一時的に嫌な気持ちなどを忘れること。
気が回る(きがまわる)
細かなところまで注意が行き届くこと。
気が短い(きがみじかい)
せっかちで、すぐに怒ったりいらいらしたりする性質のこと。
気が向く(きがむく)
それをやろうという気持ちになること。
気が滅入る(きがめいる)
憂鬱な気持ちになる。
気が揉める(きがもめる)
あれこれと良くないことばかりを想定して心配すること。 「気が揉める」ともいう。
気が休まる(きがやすまる)
心配事がなく、心が落ち着くこと。
気が緩む(きがゆるむ)
緊張感がなくなって、気持ちがたるむこと。
気が弱い(きがよわい)
他人の目が気になって、自分の思い通りの言動ができない様子。
木から落ちた猿(きからおちたさる)
頼みとするものを失って、途方にくれている状態のたとえ。
気が若い(きがわかい)
年齢の割に、気持ちの持ち方が若い様子。