「粉」を含む故事・ことわざ・慣用句 — 11 件
「粉」を含む漢字が使われている故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
足を擂り粉木にする(あしをすりこぎにする)
長い間歩いたり立ち続けたりして、足が棒のように固く突っ張るほど、疲れ切ること。 「足を擂り粉木にする」ともいう。
一升の餅に五升の取り粉(いっしょうのもちにごしょうのとりこ)
主となるものより、それに付随するもののほうが多く必要であることのたとえ。 「取り粉」は、つきたての餅がねばりつかないようにつける粉。 一升の餅をつくためには五升の取り粉が必要になることから。
粉米も嚙めば甘くなる(こごめもかめばあまくなる)
取るに足らないと思っていたものでも、時間をかけて向き合えば良さが出てくるということ。 「粉米」は、米を搗くときに割れて出る屑をいう。 売り物にならないその米ですら、嚙み続けていれば甘みが立ってくる。
粉糠三合あったら婿に行くな(こぬかさんごうあったらむこにいくな)
男はわずかでも財産があるなら、気苦労の多い婿養子にはならずに独立して生計を立てよということ。 「小糠三合」は、わずかな財産のたとえ。 「婿に行くな」は「入り婿すな」「養子に行くな」などともいう。 「小糠」は「粉糠」とも書く。
擂り粉木で芋を盛る(すりこぎでいもをもる)
先の丸い棒では、丸みのあるものを載せようにも引っかかりがない。 はじめから成り立たない骨折り。
擂り粉木で重箱洗う(すりこぎでじゅうばこあらう)
四隅までは道具が届かず、洗い残しが出る。 どうしても粗くなる、詰めきれない仕事。
擂り粉木で腹を切る(すりこぎではらをきる)
刃を持たない棒を突き立てても、腹は切れない。 手段の選び方からして見当が外れている。 「連木」も同じ棒の呼び名。
擂り粉木棒の年寄り(すりこぎぼうのとしより)
気づかぬうちに減っていく擂り粉木のように、働いても働いても楽にならず、いつの間にか貧乏をすることのたとえ。
女房は貸すとも擂り粉木は貸すな(にょうぼうはかすともすりこぎはかすな)
使うたびに目減りするものは、人手に渡すものではない。 減るものと減らぬものを、わざと極端に並べた句。
降りかかる火の粉は払わねばならぬ(ふりかかるひのこははらわねばならぬ)
自分の身に危険が迫れば、積極的にその危険を退けなければならないというたとえ。自分の体に降りかかってくる火の粉は、払わなければ火傷してしまうということから。
身を粉にする(みをこにする)
労力を惜しまず、一生懸命に働くようす。
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