「藪」を含む故事・ことわざ・慣用句 — 14 件
「藪」を含む漢字が使われている故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
子を棄つる藪はあれど身を棄つる藪はなし(こをすつるやぶはあれどみをすつるやぶはなし)
困窮すると最愛のわが子でも棄てることができるが、自分の身だけは棄てることができないということ。
地震の時は竹藪へ逃げろ(じしんのときはたけやぶへにげろ)
地震の時は竹やぶが避難場所としてすぐれているということ。竹は根を広く張っているため地割れが少なく、竹は倒れにくく、もし倒れても軽いため怪我が少ないことなど、経験からいわれている言葉。
十七八は藪力(じゅうしちはちはやぶぢから)
男は十七、八歳の頃には、薮竹を引き抜くほどのばか力が出るということ。
虎は千里の藪に栖む(とらはせんりのやぶにすむ)
優れたものは、広々として奥深い所にいるということ。虎は千里もあるような広い藪にすんでいるということから。
身を捨てる藪はない(みをすてるやぶはない)
切羽詰まっても、最後まで自分の身だけは棄てることができないということ。
藪医者の玄関(やぶいしゃのげんかん)
腕の立たない医者にかぎって、患者の目が最初に触れる玄関ばかりを立派にこしらえる。 中身で信を得られない者は、まず外まわりの構えで取りつくろおうとするということ。
藪医者の手柄話(やぶいしゃのてがらばなし)
腕のほうが物を言わない医者ほど、口では過ぎた日の手柄を並べたてる。 中身の足りなさを言葉で埋め合わせようとするさまをいう。
藪医者の病人選び(やぶいしゃのびょうにんえらび)
確かな腕を持たない者ほど、引き受ける相手や仕事をより分けたがるということ。 見立てのおぼつかない医者が、手に負えそうな患者ばかりを選んで診るとの意から。 「藪薬師の病人選び」ともいう。
藪から棒(やぶからぼう)
藪の中からいきなり棒が突き出てくるように、唐突に思いがけないことが起こる様子。また、物事の仕方が出し抜けであるさま。
藪に蛇なかれ村に事なかれ(やぶにへびなかれむらにことなかれ)
藪の中に蛇がいないことを望むように、村(自分の周囲)に何事も起こらずに穏やかであってほしいと望むこと。 「とかく村には事なかれ」「とかく近所に事なかれ」ともいう。
藪の外でも若竹育つ(やぶのそとでもわかたけそだつ)
藪の外でも竹が育つように、たとえ保護するものがいなくても、子どもはなんとか成長するものだということ。
藪の中の荊(やぶのなかのうばら)
周りに押されて、伸びたい向きへ伸びられない。育つ場所を誤ると、もとの素質まで歪んでしまう。 「荊」は、とげのある低木の総称。
藪をつついて蛇を出す(やぶをつついてへびをだす)
余計なことをして、かえって思わぬ災難を招くことのたとえ。 「藪をたたいて蛇を出す」とも、略して「藪蛇」ともいう。
八幡の藪知らず(やわたのやぶしらず)
一度足を踏み入れると、そのまま抜け出せなくなること。また、迷いに迷って身動きの取れなくなるさまをいう。 千葉県市川市八幡に、入れば二度と帰れないと言い伝えられてきた木々の茂る一画があり、そこから出た言葉。
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