「鞋」を含む故事・ことわざ・慣用句
「鞋」を含む故事・ことわざ・慣用句の一覧です。五十音順に表示しています。
駕籠に乗る人担ぐ人、そのまた草鞋を作る人(かごにのるひとかつぐひと、そのまたわらじをつくるひと)
人の生き方は、貧富の差や境遇によってさまざまであるということ。また、そのさまざまな人のつながりで、世の中はうまく成り立っているということ。 世の中には駕籠に乗る身分の人もいれば、その駕籠を担ぐひともいる。また、駕籠を担ぐひとの履く草履を作る人もいる。 人の世は持ちつ持たれつであるとの意から。
金の草鞋で捜す(かねのわらじでさがす)
根気強くあちこち探し回るたとえ。 いくら歩いても擦り減らない金の草鞋で探すという意味から。
金の草鞋で尋ねる(かねのわらじでたずねる)
根気強くあちこち探し回るたとえ。 いくら歩いても擦り減らない金の草鞋で探すという意味から。
二足の草鞋を履く(にそくのわらじをはく)
両立しないような二つの職業を一人で同時に兼ねることのたとえ。
草鞋を脱ぐ(わらじをぬぐ)
長い旅を終えること。または、旅の途中で宿に泊まること。 博打打などが、旅の途中である土地に一時身を落ち着けるとの意から。