「挟」を含む故事・ことわざ・慣用句
「挟」を含む故事・ことわざ・慣用句の一覧です。五十音順に表示しています。
板挟みになる(いたばさみになる)
対立する両者の間で、どちらに付くこともできず思い悩むこと。 板と板の間に挟まれて身動きがとれないとの意から。
疑いを挟む(うたがいをはさむ)
ある事柄に対して疑いの気持ちを抱くこと。
奥歯に物が挟まったよう(おくばにものがはさまったよう)
思ったことを率直に言わず、何か隠しているようですっきりしないようす。
奥歯に物が挟まる(おくばにものがはさまる)
思っていることを率直に言わず、曖昧な表現をすること。
口を挟む(くちをはさむ)
他人が話しているところへ割り込み、自分の意見を言うこと。
小耳に挟む(こみみにはさむ)
うわさなどをたまたま聞くこと。 「小」は「ちょっと」の意。
太山を挟んで北海を超ゆ(たいざんをわきばさんでほっかいをこゆ)
人間の力では出来るはずがないことのたとえ。 「太山」は泰山、「北海」は中国北東部にある渤海湾(ぼっかいわん)のこと。 泰山を小脇にかかえて渤海湾を飛び越えるとの意から。
耳に挟む(みみにはさむ)
あることをちらりと聞く。偶然聞く。