太山を挟んで北海を超ゆとは
太山を挟んで北海を超ゆ
たいざんをわきばさんでほっかいをこゆ
言葉 | 太山を挟んで北海を超ゆ |
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読み方 | たいざんをわきばさんでほっかいをこゆ |
意味 | 人間の力では出来るはずがないことのたとえ。
「太山」は泰山、「北海」は中国北東部にある渤海湾(ぼっかいわん)のこと。 泰山を小脇にかかえて渤海湾を飛び越えるとの意から。 |
出典 | 『孟子』梁恵王 |
異形 | 太山を挟みて北海を超ゆ(たいざんをわきばさみてほっかいをこゆ) |
使用漢字 | 太 / 山 / 挟 / 北 / 海 / 超 |
「太」を含むことわざ
- 一姫二太郎(いちひめにたろう)
- 鉦太鼓で捜す(かねたいこでさがす)
- 鉦や太鼓で捜す(かねやたいこでさがす)
- 鉦や太鼓で探す(かねやたいこでさがす)
- 肝が太い(きもがふとい)
- 肝っ玉が太い(きもったまがふとい)
- 神経が太い(しんけいがふとい)
- 地団太を踏む(じだんだをふむ)
- 獣を逐う者は目に太山を見ず(じゅうをおうものはめにたいざんをみず)
- 次郎にも太郎にも足りぬ(じろうにもたろうにもたりぬ)
「山」を含むことわざ
- 秋葉山から火事(あきばさんからかじ)
- 後は野となれ山となれ(あとはのとなれやまとなれ)
- 何れを見ても山家育ち(いずれをみてもやまがそだち)
- 一度焼けた山は二度は焼けぬ(いちどやけたやまはにどはやけぬ)
- 一目山随徳寺(いちもくさんずいとくじ)
- 海に千年山に千年(うみにせんねんやまにせんねん)
- 海の物とも山の物ともつかぬ(うみのものともやまのものともつかぬ)
- 円石を千仞の山に転ず(えんせきをせんじんのやまにてんず)
- 驚き、桃の木、山椒の木(おどろき、もものき、さんしょのき)
- お山の大将(おやまのたいしょう)
「挟」を含むことわざ
- 板挟みになる(いたばさみになる)
- 疑いを挟む(うたがいをはさむ)
- 奥歯に物が挟まったよう(おくばにものがはさまったよう)
- 奥歯に物が挟まる(おくばにものがはさまる)
- 口を挟む(くちをはさむ)
- 小耳に挟む(こみみにはさむ)
- 耳に挟む(みみにはさむ)
「北」を含むことわざ
- 越鳥南枝に巣くい、胡馬北風に嘶く(えっちょうなんしにすくい、こばほくふうにいななく)
- 北に近ければ南に遠い(きたにちかければみなみにとおい)
- 胡馬、北風に嘶く(こば、ほくふうにいななく)
- 泰山北斗のごとし(たいざんほくとのごとし)
- 東西南北の人(とうざいなんぼくのひと)
- 北国の雷(ほっこくのかみなり)
「海」を含むことわざ
- 海驢の番(あしかのばん)
- 井の中の蛙大海を知らず(いのなかのかわずたいかいをしらず)
- 海魚腹から川魚背から(うみうおはらからかわうおせから)
- 海に千年山に千年(うみにせんねんやまにせんねん)
- 海の事は漁師に問え(うみのことはりょうしにとえ)
- 海の物とも山の物ともつかぬ(うみのものともやまのものともつかぬ)
- 海老で鯛を釣る(えびでたいをつる)
- 貝殻で海を量る(かいがらでうみをはかる)
- 海賊が山賊の罪をあげる(かいぞくがさんぞくのつみをあげる)
- 海中より盃中に溺死する者多し(かいちゅうよりはいちゅうにできしするものおおし)
「超」を含むことわざ
- 太山を挟みて北海を超ゆ(たいざんをわきばさみてほっかいをこゆ)
- 太山を挟んで北海を超ゆ(たいざんをわきばさんでほっかいをこゆ)