君子は人の美を成す
ことわざ「君子は人の美を成す」の意味・読み方を解説します。
君子は人の美を成す
くんしはひとのびをなす
| 言葉 | 君子は人の美を成す |
|---|---|
| 読み方 | くんしはひとのびをなす |
| 意味 | 徳をそなえた立派な人物は、他人の長所やすぐれた点に気づくと、それが大きく花開くよう手を貸してやるということ。人の欠点をあげつらうより、よい面を見いだして育てることこそ、すぐれた人の心がけだという教え。
『論語』の原文では、続けて、人が悪事に向かうときには手助けをしないことも述べ、徳のない小人はまるで逆のふるまいをする、と対にしている。 君子のあるべき姿を示す『論語』の言葉として、君子は器ならずや君子は周して比せず、小人は比して周せずもある。 |
| 例文 | 後輩の発表のよかった点を具体的にほめ、それをもっと生かす工夫を一緒に考える。君子は人の美を成すというが、先輩のこういう姿勢を見習いたい。 |
| 出典 | 『論語』顔淵 |
| 場面 | 助ける / 君子 |
| 使用漢字 | 君 / 子 / 人 / 美 / 成 |
「君」を含むことわざ
- 一天万乗の君(いってんばんじょうのきみ)
- 君、君たらずと雖も臣は臣たらざるべからず(きみ、きみたらずといえどもしんはしんたらざるべからず)
- 君、辱めらるれば臣死す(きみ、はずかしめらるればしんしす)
- 君君たり臣臣たり(きみきみたりしんしんたり)
- 君は舟、臣は水(きみはふね、しんはみず)
- 君を思うも身を思う(きみをおもうもみをおもう)
- 君子、危うきに近寄らず(くんし、あやうきにちかよらず)
- 君子に三戒あり(くんしにさんかいあり)
- 君子に二言なし(くんしににごんなし)
- 君子の過ちは日月の食のごとし(くんしのあやまちはじつげつのしょくのごとし)
「子」を含むことわざ
- 赤い信女が子を孕む(あかいしんにょがこをはらむ)
- 赤子のうちは七国七里の者に似る(あかごのうちはななくにななさとのものににる)
- 赤子の手を捻る(あかごのてをひねる)
- 赤子は泣き泣き育つ(あかごはなきなきそだつ)
- 赤子を裸にしたよう(あかごをはだかにしたよう)
- 秋茄子は嫁に食わすな(あきなすはよめにくわすな)
- 秋の日と娘の子はくれぬようでくれる(あきのひとむすめのこはくれぬようでくれる)
- 商人の子は算盤の音で目を覚ます(あきんどのこはそろばんのおとでめをさます)
- 熱火子に払う(あつびこにはらう)
- 跡追う子に引かれる(あとおうこにひかれる)
「人」を含むことわざ
- 赤の他人(あかのたにん)
- 商人と屏風は直ぐには立たぬ(あきんどとびょうぶはすぐにはたたぬ)
- 商人に系図なし(あきんどにけいずなし)
- 商人の嘘は神もお許し(あきんどのうそはかみもおゆるし)
- 商人の子は算盤の音で目を覚ます(あきんどのこはそろばんのおとでめをさます)
- 商人の空誓文(あきんどのそらせいもん)
- 商人の空値(あきんどのそらね)
- 商人の元値(あきんどのもとね)
- 商人は木の葉も錦に飾る(あきんどはこのはもにしきにかざる)
- 商人は損していつか倉が建つ(あきんどはそんしていつかくらがたつ)
「美」を含むことわざ
- 溢美の言(いつびのげん)
- 美しい花には棘がある(うつくしいはなにはとげがある)
- 高山の巓には美木なし(こうざんのいただきにはびぼくなし)
- 酒は天の美禄(さけはてんのびろく)
- 児孫のために美田を買わず(じそんのためにびでんをかわず)
- 善美を尽くす(ぜんびをつくす)
- 大樹の下に美草なし(たいじゅのもとにびそうなし)
- 美人局(つつもたせ)
- 美女舌を破る(びじょしたをやぶる)
- 美女は悪女の敵(びじょはあくじょのかたき)
