心は小ならんことを欲し志は大ならんことを欲す

ことわざ「心は小ならんことを欲し志は大ならんことを欲す」の意味・読み方を解説します。

言葉心は小ならんことを欲し志は大ならんことを欲す
読み方こころはしょうならんことをほっしこころざしはだいならんことをほっす
意味物事を考えるときは細部まで見のがさずに気を配り、それと同時に、目指すところは高く大きく掲げておきたい、という心がまえを表す。
「心は小」は、注意や考えが細やかで、見落としのないこと。「志は大」は、思い描く目標が広く大きいこと。
国を治める者の心得を説いた『淮南子』(前漢の時代に編まれた書物)の主術訓の文句から。そこでは、心配ごとが起こる前から考えをめぐらし、災いに先回りして備え、小さな過ちにも用心して欲のままにふるまわないことを「心は小」とし、多くの国や風習の違う人々を分けへだてなく一つに包みこむことを「志は大」としている。
度胸と注意の取り合わせをいう句に胆は大ならんことを欲し、心は小ならんことを欲す(四字熟語では胆大心小)があり、「心は小」の部分が共通する。
例文店を開くという大きな夢を持ちながら、毎日の仕込みは一つも手を抜かない。あの人こそ心は小ならんことを欲し志は大ならんことを欲すの見本だ。
出典『淮南子』主術訓
場面慎重 / 大志を抱く
使用漢字心 / 小 / 欲 / 志 / 大

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