「熱心に取り組む」に関連する故事・ことわざ・慣用句 — 77 件
「熱心に取り組む」に関連する故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。全77件を五十音順に掲載しています。
ことわざ一覧(五十音順)
意気が揚がる(いきがあがる)
何かをやり遂げようとする積極的な気持ちが高まること。
意気に燃える(いきにもえる)
物事を積極的に行おうとする意欲を強く抱くこと。
石に齧りついても(いしにかじりついても)
どんな苦労や困難があっても。何がなんでも。
石に立つ矢(いしにたつや)
一念を込めて事を行えば、できないことはないというたとえ。漢の李広が石を虎と見誤り、一心に集中して矢を射たところ、矢が石に刺さったという故事から。
意地でも(いじでも)
行き掛かり上、なんとしてでも。 無理にでも成し遂げようとする心意気を表す語。
一にも二にも(いちにもににも)
他の何よりも、そのことに専念すること。何はさておき。
一心岩をも通す(いっしんいわをもとおす)
不可能と思われることでも、心を集中させて専念すれば成し遂げられるというたとえ。
韋編三度絶つ(いへんみたびたつ)
繰り返して書を読むこと。 「韋編」は、字を書いた木や竹の札を、なめし皮の紐(ひも)でとじた中国の昔の書物。 孔子は「易経」を愛読し繰り返し何度も読んだため、書物をとじている革紐が三度も切れたという故事から。 「韋編三絶」ともいう。
憂き身をやつす(うきみをやつす)
苦労や辛さなどを意に介さずに物事に熱中すること。 また、無意味なことに夢中になること。 「憂き身」は辛いことが多い身の意。
腕が鳴る(うでがなる)
自分の能力を早く発揮したくて、気持ちがはやること。
腕に縒りを掛ける(うでによりをかける)
自慢の能力を十分に発揮しようと張り切ること。
鵜の目鷹の目(うのめたかのめ)
鵜や鷹が獲物を狙う時のように、一生懸命にものを探し出そうとする様子。また、その目つきのこと。
エンジンが掛かる(えんじんがかかる)
物事を始める意欲がわくこと。 また、物事が順調に進むこと。
押しの一手(おしのいって)
目的を達成するために、ただひたすらに突き進んでいくさま。
思う念力、岩をも徹す(おもうねんりき、いわをもとおす)
心を込めて一心に事を行えば、どんなことでも必ず成し遂げられるというたとえ。
面も振らず(おもてもふらず)
他に心を向けず、その事だけに一生懸命に取り組んでいるさま。
嚙み合う犬は呼び難し(かみあういぬはよびがたし)
何かに熱中していると、他から何を言われても耳に入らないことのたとえ。 いくら呼んでも、夢中で噛み合っている犬の耳には入らないとの意から。 「嚙」は「噛」とも書く。
気合が入る(きあいがはいる)
ある物事に全力で取り組もうとする気力がわいている様子。 「気合が掛かる」ともいう。
気を入れる(きをいれる)
やる気をだして物事に取り組むことのたとえ。
草の根を分けても(くさのねをわけても)
身を隠せそうな所を片端から当たって、逃げた相手や失せ物の行方を追うこと。居場所の見当がまるでつかないところから、足で回って絞り込んでいく。
食らえどもその味わいを知らず(くらえどもそのあじわいをしらず)
何事も精神を集中しないと、身につかないというたとえ。ただ食べていたのでは、その食べ物の味はわからないという意味から。
虚仮の一心(こけのいっしん)
才に恵まれない者でも、一つのことへ心を注ぎ通せば、人の目をみはらせる働きができる。 「虚仮」は、中身が伴わないさまをいう仏語から出た語。
心ここに在らざれば視れども見えず(こころここにあらざればみれどもみえず)
上の空のままでは、そこにあるはずのものも像を結ばない。気を向けていない相手からは、何ひとつ受け取れない。
心を致す(こころをいたす)
心を込めて、物事にあたること。
心を傾ける(こころをかたむける)
一つのことに集中すること。
腰を落ち着ける(こしをおちつける)
転職や転居などをくり返していた人が一つの所に長く留まること。 また、ものごとにじっくりと取り組むこと。
腰を据える(こしをすえる)
一つの場所に落ち着くこと。 また、落ち着いて物事を行うこと。
凝っては思案に余る(こってはしあんにあまる)
物事に熱中しすぎると、よい考えも浮かばなくなり、冷静な判断が出来なくなるということ。
根を詰める(こんをつめる)
寝る間も惜しんで、ある物事に没頭すること。
三遍回って煙草にしょ(さんべんまわってたばこにしょ)
休むことは後回しにして、念入りに物事に取り組むこと。 「煙草」は休憩のたとえ。 夜回りをしっかりと三回してから休憩するとの意から。
獅子は兎を撃つに全力を用う(ししはうさぎをうつにぜんりょくをもちう)
実力のあるものは、小さなことにも手を抜かず何事にも全力で向かうということ。
焦点を合わせる(しょうてんをあわせる)
人々の関心や注意が向けられている、ある物事だけに狙いを定めて取り組むこと。
虱つぶし(しらみつぶし)
漏れが出ないよう、当てはまるものすべてを順ぐりに当たっていくやり方。 手間はかかっても取りこぼしを許さない進め方をいう。
尻を据える(しりをすえる)
一つの場所に腰を下ろして、長くとどまること。 じっくり事に当たるために動かずにいる場合にも、いつまでも去らずにいる場合にもいう。 人の構えをいう「腰が据わる」に対して、こちらは場所にとどまる動作をいう。
心血を注ぐ(しんけつをそそぐ)
全力で取り組むこと。
寝食を忘れる(しんしょくをわすれる)
寝ることや食べることを忘れるほどに熱心に取り組むこと。
寸暇を惜しむ(すんかをおしむ)
少しの時間も無駄にせずに物事に取り組むこと。
精魂を傾ける(せいこんをかたむける)
一つの物事に全力で取り組むこと。
精神一到、何事か成らざらん(せいしんいっとう、なにごとかならざらん)
精神を集中して取り組めば、どんな難しいことでもできないことはないということ。
精を出す(せいをだす)
仕事や学問などに懸命に取り組むこと。精一杯励むこと。
闘う雀、人を恐れず(たたかうすずめ、ひとをおそれず)
何かに無我夢中になっている者は、思いがけない力を発揮するというたとえ。 雀のような弱い鳥でも戦っている時は、人間が近づいても逃げようとしないとの意から。 「闘雀人を恐れず」ともいう。
丹精を込める(たんせいをこめる)
真心を込めて物事を行うこと。 「丹精」は「丹誠」とも書く。 「丹精を凝らす」ともいう。 「丹精を尽くす」ともいう。
力瘤を入れる(ちからこぶをいれる)
熱心に取り組む。尽力する。 「力瘤」とは、ひじを曲げた時にできる、二の腕の筋肉の盛り上がり。 力瘤が出るほど力を尽くす意から。
力を入れる(ちからをいれる)
一生懸命努力すること。熱心に取り組むこと。
血眼になる(ちまなこになる)
ある事を行うのに夢中になること。 「血眼」は、逆上して血走った目。
昼夜を分かたず(ちゅうやをわかたず)
休まずに物事を行う様子。絶えず。 「昼夜を舎(お)かず」ともいう。
月夜に夜仕事(つきよによしごと)
真面目に仕事や勉強に励むことのたとえ。 美しい月を楽しまずに仕事に励むとの意から。 「月夜に夜なべ」ともいう。
釣瓶縄井桁を断つ(つるべなわいげたをたつ)
わずかな力でも休まず重ねれば、やがて堅いものを断つに至るというたとえ。細くやわらかい釣瓶縄も、長く使ううちには井戸の井桁をこすり切ってしまうことから。
手に唾する(てにつばきする)
物事を行う前に気持ちを奮い立たせる様子。 重い物を持つ前に手に唾をかけるということから。
手を掛ける(てをかける)
時間や労力を惜しまないこと。 または、他人のものを盗むこと。
熱が入る(ねつがはいる)
一段と物事に熱中すること。
熱に浮かされる(ねつにうかされる)
高熱によって、うわごとを言うような状態になること。 また、分別を失うほど一つのことに熱中すること。
熱を上げる(ねつをあげる)
あるものごとに夢中になること。
熱を入れる(ねつをいれる)
ある物事に熱意を込めること。
念力岩をも徹す(ねんりきいわをもとおす)
思いを込めて一心に事を行えば、どんなことでも必ずやり遂げられるというたとえ。 「徹す」は「通す」とも書く。また、「念力岩を徹(通)す」ともいう。
蚤の息も天に上がる(のみのいきもてんにあがる)
誰でも一心に努力すれば望みを叶えられるということ。 一心に事を行えば、蚤のような小さなものの吐息も天に届かせることができるとの意から。
鼻息が荒い(はないきがあらい)
物事に取り組もうとする意気込みが激しい様子。
馬車馬のよう(ばしゃうまのよう)
他のことに気を移さずに、一つのことに集中して取り組むこと。 馬車を引く馬は脇見をしないように覆いを付けることから。
馬力を掛ける(ばりきをかける)
仕事などに今まで以上に力を注いで取り組むこと。
蟇の息さえ天に昇る(ひきのいきさえてんにのぼる)
誰でも一心に事を行えば望みを遂げられるということ。 「蟇」は、ヒキガエルの別名。 一心に努力すればヒキガエルのような弱い生き物の吐息も、天まで届かせることができるとの意から。
暇に飽かす(ひまにあかす)
たっぷりある暇な時間を利用して、じっくりと物事に取り組むこと。
下手の横好き(へたのよこずき)
下手なくせに、その事が非常に好きで熱心なこと。 「下手の物好き」「下手の悪好き」ともいう。
骨身を惜しまず(ほねみをおしまず)
つらい思いを嫌がらず、進んで身を使うさま。
本腰を入れる(ほんごしをいれる)
全力で取り組むこと。真剣に取り組むこと。
学ぶ門に書来る(まなぶかどにふみきたる)
打ち込んでいる者のところへは、要るものが呼ばれもせずに近づいてくる。 書を愛する家に書が積まれていくのと同じで、熱のあるところに材料は寄る。 「学の前に書来る」ともいう。
身が入る(みがはいる)
気持ちがそこへ向いて、打ち込めるようになること。打ち消して「身が入らない」の形でも使う。
耳を傾ける(みみをかたむける)
その人の話を熱心にきくこと。
耳を澄ます(みみをすます)
注意を集中させて聞き取ろうとすること。
耳を欹てる(みみをそばだてる)
聞き漏らすまいとして、音のする方へ耳をぴんと立てること。「欹てる」は片方を高く持ち上げる意。
身を入れる(みをいれる)
物事を一生懸命取り組もうとする様子。
身を投じる(みをとうじる)
ある事柄や世界に、自らの意思で深く関わること。特に、新たな環境や困難な状況に身を置くこと。 また、身投げすること。
諸肌を脱ぐ(もろはだをぬぐ)
全力で物事にあたること。全力を尽くすこと。 着物の上半身をすべて脱いで肌をあらわにする様子から。
陽気発する処、金石も亦透る(ようきはっするところ、きんせきもまたとおる)
どんな困難なことでも、精神を集中すればできないことはないということ。 「陽気」は万物が生じて活動しようとする気。 陽気が発生すれば、金属や石のように硬いものでも貫くとの意から。
夜を徹する(よをてっする)
夜通し眠らずに、何かをし続けること。夜が明けるまで一睡もせずに事に当たるさま。 「徹する」は貫き通す、端から端まで及ぶ意で、夜の初めから終わりまで通しきる様子から生まれた言い回し。
我が事と下り坂に走らぬ者なし(わがこととくだりざかにはしらぬものなし)
自分に関することとなれば、下り坂で自然と早足になるように、自ら進んで走りまわるということ。
脇目も振らず(わきめもふらず)
他に心を奪われず、その事だけに一生懸命に取り組んでいるさま。
我を忘れる(われをわすれる)
ある物事に夢中になったり、興奮したりして理性を失うこと。
