坊主憎けりゃ袈裟まで憎いとは
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い
ぼうずにくけりゃけさまでにくい
言葉 | 坊主憎けりゃ袈裟まで憎い |
---|---|
読み方 | ぼうずにくけりゃけさまでにくい |
意味 | その人が憎いと、それに関係するすべてのものが憎くなるということ。
僧侶が憎いと、着ている袈裟まで憎らしく思えてくるとの意から。 |
類句 | 親が憎けりゃ子も憎い |
使用語彙 | 袈裟 / 憎い |
使用漢字 | 坊 / 主 / 憎 / 袈 / 裟 |
「坊」を含むことわざ
- 朝寝坊の宵っ張り(あさねぼうのよいっぱり)
- 洗い髪にはおじ坊主が惚れる(あらいがみにはおじぼうずがほれる)
- 医者が取るか坊主が取るか(いしゃがとるかぼうずがとるか)
- けちん坊の柿の種(けちんぼうのかきのたね)
- しつこい坊主に檀那がない(しつこいぼうずにだんながない)
- 吝ん坊と灰吹きは溜まるほど汚い(しわんぼうとはいふきはたまるほどきたない)
- 吝ん坊の柿の種(しわんぼうのかきのたね)
- 譬えに嘘なし坊主に毛なし(たとえにうそなしぼうずにけなし)
- 寺から出れば坊主(てらからでればぼうず)
- 木偶の坊(でくのぼう)
「主」を含むことわざ
- 相手変われど主変わらず(あいてかわれどぬしかわらず)
- 敢えて主とならず客となる(あえてしゅとならずきゃくとなる)
- 敢えて主とならずして客となる(あえてしゅとならずしてきゃくとなる)
- 預かり半分の主(あずかりはんぶんのぬし)
- 預かり物は半分の主(あずかりものははんぶんのぬし)
- 預かる物は半分の主(あずかるものははんぶんのぬし)
- 洗い髪にはおじ坊主が惚れる(あらいがみにはおじぼうずがほれる)
- 息の臭きは主知らず(いきのくさきはぬししらず)
- 医者が取るか坊主が取るか(いしゃがとるかぼうずがとるか)
- 一国一城の主(いっこくいちじょうのあるじ)
「憎」を含むことわざ
- 愛多ければ憎しみ至る(あいおおければにくしみいたる)
- 愛は憎悪の始め(あいはぞうおのはじめ)
- 愛は憎しみの始めなり(あいはにくしみのはじめなり)
- 一に褒められ二に憎まれ三に惚れられ四に風邪ひく(いちにほめられにににくまれさんにほれられしにかぜひく)
- 可愛さ余って憎さが百倍(かわいさあまってにくさがひゃくばい)
- 可愛さ余って憎さ百倍(かわいさあまってにくさひゃくばい)
- その罪を憎んでその人を憎まず(そのつみをにくんでそのひとをにくまず)
- 罪を憎んで人を憎まず(つみをにくんでひとをにくまず)
- 七つ七里憎まれる(ななつななさとにくまれる)
- 憎い憎いはかわいいの裏(にくいにくいはかわいいのうら)
「袈」を含むことわざ
- 布施ない経に袈裟を落とす(ふせないきょうにけさをおとす)
- 坊主憎けりゃ袈裟まで憎い(ぼうずにくけりゃけさまでにくい)
「裟」を含むことわざ
- 布施ない経に袈裟を落とす(ふせないきょうにけさをおとす)
- 坊主憎けりゃ袈裟まで憎い(ぼうずにくけりゃけさまでにくい)